【2016年度版】
ブームとなっている「ジビエ」を堪能するチャンス!
「ふるさと納税」で鹿肉や猪肉を手に入れよう!
近年、「ジビエ」という言葉を耳にする機会が多くなっている。ジビエとは、狩猟によって捕獲された野生鳥獣の肉を意味するフランス語だ。
ここ数年でジビエという言葉が一般的になり、都市部ではジビエ料理を専門とした飲食店が続々とオープンしている。ジビエがちょっとしたブームになっているのだ。
しかし、「一度はジビエを味わってみたいけど、そのためにジビエ専門店に足を運ぶのはちょっと……」という人もいるだろう。そんな人におすすめなのが「ふるさと納税」だ。実は、さまざまな自治体が「ふるさと納税」でジビエを特典として用意しているのだ。
そこで今回は、ザイ・オンライン編集部が「ふるさと納税」の特典にジビエを用意している自治体をリサーチ。さらに、2014年度、2015年度に引き続き、今年度も「寄付額に対して、どのくらいの量のジビエがもらえるか」という基準でランキング化した。
ちなみに、2014年度はトップ5のうち3自治体、2015年度はトップ5のうちの1位~4位までを北海道勢が占めており、北の大地が圧倒的な強さを見せつけた。2016年度の「ふるさと納税ランキング~ジビエ編~」では、北海道勢以外が上位5位にランクインしているかどうかも注目だ。
さて、本題のランキングを発表する前に、まずは「ふるさと納税」の仕組みについて改めて説明しておこう。
「ふるさと納税」とは、「納税」と銘打っているが、要するに各自治体への寄付金制度のことだ。寄付した翌年に、寄附金控除の適用下限額である2000円を超える部分は、一定の上限まで所得税・個人住民税から全額が控除の対象となる。例えば、控除の対象となる寄付金上限額が5万円の人の場合、適用下限額である2000円を引いた額、すなわち4万8000円が控除対象額となるのだ。
また、制度改正により、2015年からは控除額が約2倍にUP! つまり、2014年以前の控除額が3万円だった人は、今は6万円ほどになっている。さらに、制度改正前は、サラリーマンであっても、寄附金控除を受けるために確定申告をする必要があったが、現在は、寄付先が年間5自治体までであれば確定申告が不要な「ワンストップ特例制度」も創設されている。
要するに、控除対象額以内におさえれば実質負担額は2000円のままで、よりお得に、よりお手軽になったのだ。ただし、2016年から、「ワンストップ特例制度」を利用するためには、マイナンバーの記入と本人確認の書類が必要になったので注意しよう。
※2000円以外が戻ってくる上限額の詳細は下記の記事を参照!
⇒4月1日からふるさと納税のお礼品を申し込もう! 寄附できる限度額やワンストップ特例の解説、都城市など5つの人気自治体とお礼の品も紹介!
それでは、いよいよ「ふるさと納税ランキング~ジビエ編~」を発表しよう! ザイ・オンライン編集部が、ジビエを特典として用意している自治体を調査して、コストパフォーマンスが優れた自治体をまとめたので、ぜひ、ジビエに興味があるかたは参考にしてほしい。
【第1位】3万円の寄付で鹿肉が5kg!
便利な小分けパックになっているのが嬉しい
ジンギスカン用鹿肉が10セットもらえる「北海道新ひだか町」
2016年度の「ふるさと納税ランキング~ジビエ編~」を制したのは「北海道新ひだか町」だ。
北海道の南部に位置する「新ひだか町」は、2006年に「静内町」と「三石町」が合併したことによって生まれた町。同町の東部は日高山脈が広がっており、南西部は太平洋に面しているため、山と海の両方を満喫できる地域となっている。
また、「新ひだか町」はサラブレッドの生産地としても有名な町。実際に、競走馬の生産数では日本一に輝いており、トキノミノルやトウショウボーイ、オグリキャップ、ウォッカなど、数々の名馬を輩出している。競馬ファンにとっては、聖地のような町なのだ。
そんな「新ひだか町」に3万円の寄付をすると「エゾ鹿肉ジンギスカン5kg」がもらえる。つまり、寄付額1万円あたり約1.67kgのジンギスカン用エゾ鹿肉をゲットできるというわけだ。
さらに、そのボリュームもさることながら、品質も折り紙付き。「新ひだか町」が用意するエゾ鹿肉は、「新ひだか推奨品認定商品」として厳しい衛生管理のもとに処理加工しており、レストランなどに提供されているほど高品質な肉なのだ。その上質な鹿肉をジンギスカンで味わいたい人は、ぜひ「新ひだか町」に寄付しよう。
なお、当記事の最後には「新ひだか町」のふるさと納税担当者のインタビューを掲載しているので、ぜひ最後までお読みいただきたい。
【第2位】1万円の寄付で鹿肉が1.65kg!
ハンバーグ、カルビ、ロースと
3種の鹿肉を楽しめる「北海道新得町」!
第2位にランクインしたのは、2015年度のジビエランキングでも第2位だった「北海道新得町(しんとくちょう)」だ。
「新得町」に1万円の寄付をすると、「上田のエゾ鹿肉セット1.65kg」がもらえる。同特典は、「エゾ鹿肉ハンバーグ (150g×3枚)、味付けカルビ(500g)、ロースジンギスカン(700g)」のセットとなっている。
「新得町」は、面積が東京都の半分ほどもある上に、なんとその約90%が森林地帯。そんな大自然の中でたくましく育ったエゾ鹿を、同町にある「上田精肉店」が丁寧に加工したのが「上田のエゾ鹿肉セット」だ。
第1位の「新ひだか町」に約200gの差をつけられ、惜しくも第2位となってしまった「新得町」だが、ハンバーグ、カルビ、ロース、と3種のエゾ鹿肉を楽しめるのはメリットだろう。
ちなみに、「新得町」は「そば」の生産地としても有名で、「ふるさと納税」の特典にもそばを多数用意している。「新得そば」は、農林水産大臣賞を何度も受賞するほどの品質なので、ジビエだけではなく、おいしいそばを味わいたい人も「新得町」に寄付するといいだろう。
【第3位】5000円の寄付で鹿肉0.8kg+α!
店主自ら狩猟した鹿肉のジンギスカンと
鹿のみそ煮缶がもらえる「北海道上士幌町」!
第3位にランクインしたのは、2015年度は第1位だった「北海道上士幌町(かみしほろちょう)」。
北海道十勝地方の北部に位置する「上士幌町」は、南部には平野、北部には山岳が広がっており、町内の約76%が森林という自然が豊かな町だ。
そんな「上士幌町」に5000円の寄付をすると「鷹の巣農林の鹿肉ジンギスカンセット(鹿肉400g×2パック、鹿缶160g×2個)」がもらえる。つまり、寄付額1万円あたりで計算すると、鹿肉1.6kgと鹿缶4個がもらえることになる。
今回のランキングでは缶詰の重量を換算していないため、「上士幌町」は第3位となってしまったが、5000円の寄付で鹿肉800gに加えて、鹿缶160gを2個もらえることを考慮すると、非常にお得な特典だ。
同特典の鹿肉は、「上士幌町」でジビエの加工販売をしている「鷹の巣農林」の店主が自らエゾ鹿を狩猟し、ジンギスカン風に味付けしたもの。タジン鍋に野菜をたっぷり入れ、その上からジンギスカンを乗せて20分ほど蒸し焼きにするのがおすすめの食べ方なんだとか。高タンパク低脂質の鹿肉とヘルシーな野菜のコンビなら、いくらでも食べられるはず!
【第4位】1万円の寄付で鹿肉(挽肉)1.5kg!
鹿肉100%のハンバーグを味わえる!
ホタテの産地としても名高い「北海道北見市」!
第4位にランクインしたのは、またまた北海道勢である「北海道北見市(きたみし)」。
北海道のオホーツク地方に位置する「北見市」は、農業と漁業の両方が盛んな市。実際に、玉ねぎの生産量とホタテの水揚げ量はそれぞれ日本一だ。
そんな「北見市」に1万円の寄付をすると「北見エゾ鹿 挽肉(100%エゾ鹿肉)1.5kg」がもらえる。
同特典は、一流ハンターが狩猟したオホーツク圏に生息するエゾ鹿の中でも、特に鮮度が高い鹿肉を厳選しているとのこと。さらに、製品加工後に急速凍結しているため、鹿肉の濃い味わいを楽しめる一方で、クセは少ないそうだ。鹿肉本来の風味を楽しむためにも、「鹿肉100%のハンバーグ」などにして、ワイルドに味わってみるのはいかがだろうか。
ちなみに、「北見市」は「ホタテ養殖発祥の地」でもあるため、ホタテの特典も数多く取り揃えている。例えば、1万円の寄付でもらえる特典には「オホーツク産 帆立貝柱 200g」や「オホーツクほたてステーキ5個入2袋」などがあるので、鹿肉だけでなく、ホタテも一緒に頼んでみるのもおすすめだ。
【第5位】1万円の寄付で鹿肉1.4kg!
「ジンギスカン」と「しゃぶしゃぶ」で鹿肉を味わえる!
日本最北の温泉郷「豊富温泉」を擁する「北海道豊富町」!
第5位にランクインしたのは「北海道豊富町(とよとみちょう)」だ。
北海道北部の日本海側にある「豊富町」は、かつて良質な石炭や天然ガスを産出するなど、鉱業が盛んな町だった。そのほかにも、石油や温泉などの天然資源に恵まれており、「資源が豊富(ほうふ)な町」であることから「豊富町(とよとみちょう)」の名が付いたそうだ。現在、「豊富町」の炭鉱は閉山しているが、アトピーや乾癬に効能があるとされる「豊富温泉」があるため、多くの観光客が訪れている。
そんな「豊富町」に1万円の寄付をすると、「鹿肉ジンギスカン1.4kg」がもらえる。同特典は、ジンギスカン用鹿肉1kgに加え、しゃぶしゃぶ用鹿肉400gがセットになっているので、「焼き」と「茹で」の両方で鹿肉を楽しめるのが嬉しい。
同特典の鹿肉は、「豊富町」を含む北海道北部の宗谷近郊で、日本海の潮風を受けたミネラル豊富な草を食べて育ったエゾ鹿のもの。鹿特有の臭みが少なく、ほどよい歯ごたえがあり、淡白な味わいのためタレが絶妙にマッチするんだとか。
ちなみに、「豊富町」は、1万円の寄付で「豊富温泉 濃縮温泉水3000ml」がもらえる特典などもラインナップされている。同特典は、温泉水をそのまま7倍に濃縮しているため、自宅のお風呂に入れるだけで豊富温泉での湯治を体験できるとのこと。「北海道まではなかなか行けないけど、豊富温泉に浸かってみたい」という人は、同特典に申し込むのもおすすめだ。
改めて、今回紹介した1位から5位までのランキングをまとめると以下のとおり。
※ マークのものは、自治体がその特産品に関する「ふるさと納税」の受け付けを終了、もしくは一時的に中断しています。
◆2016年度 「ふるさと納税」で「ジビエ」がもらえる自治体のお得度ランキング! (※2017年1月27日時点) |
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順位 | お得な特産品の商品と量 | 備考 | |||
寄付金の使い道 | |||||
1位 | 北海道新ひだか町 | ||||
・3万円⇒えぞ鹿肉 ジンギスカン10セット 5kg (エゾシカ肉500g×10パック) ・3万円⇒えぞ鹿肉 ジンギスカン 5kg (エゾシカモモ肉500g×5パック、エゾシカカルビ肉500g×5パック) ・1万円⇒えぞ鹿肉 ジンギスカン・もみじ丼セット 1.45kg (シカ肉ジンギスカン500g×2パック、もみじ丼150g×3パック) ・1万円⇒えぞ鹿肉 ユッカムソーセージ・もみじ丼セット 1.35kg (ユッカムソーセージ120g×5パック、もみじ丼150g×5パック) |
ほか、1万円で「日高産 浜ゆで毛ガニ 2杯(毛ガニ300~400g×2杯)」などがある | ||||
【寄付金の使い道】自然環境の保全及び活用に関する事業/都市基盤及び生活環境の整備に関する事業/保健・医療・福祉の充実に関する事業/産業の振興に関する事業/観光の振興に関する事業/教育・文化・スポーツの振興に関する事業/使いみちは町に任せます | |||||
2位 | 北海道新得町 | ||||
・1万円⇒北海道産エゾ鹿肉「上田のエゾ鹿肉セット」3種 1.65kg (エゾシカ肉ハンバーグ150g×3枚、エゾシカ肉味付けカルビ500g、 エゾシカ肉ジンギスカン700g) |
ほか、1万円で「さほろ酒造 北の贈りもの(十勝無敗720ml、そばほろ720ml、ぱんぱか720ml)」 などがある | ||||
【寄付金の使い道】森林、水資源等に関する事業/街並みの美化に関する事業/公共施設に関する事業/地域振興に関する事業/町長にお任せ/歴史的な建物の保存 | |||||
3位 | 北海道上士幌町 | ||||
・5000円⇒鷹の巣農林の鹿肉ジンギスカンセット(800g+α) (シカ肉400g×2パック、シカ缶160g×2個) |
ほか、1万円で「【サッポロビール×上士幌町】バルーンフェスティバル応援セット(サッポロクラシック350ml×12缶、コンビーフ95g×2缶)」などがある | ||||
【寄付金の使い道】町におまかせ/観光/農林業/医療・介護・福祉/商工業/第三音更川橋梁補修事業 | |||||
4位 | 北海道北見市 | ||||
・1万円⇒北見エゾシカ 挽肉(100%エゾシカ肉)1.5kg (エゾシカ肉500g以上×3パック) |
ほか、1万円で「オホーツクビール ビンビール4本セット(エール500ml、ピルスナー500ml、ヴァイツェン500ml、マイルドスタウト500ml、のしほたて20g)」などがある | ||||
【寄付金の使い道】ふるさと振興・まちづくりに関する事業/子育て・地域福祉に関する事業/スポーツ・文化の振興に関する事業/その他 | |||||
5位 | 北海道豊富町 | ||||
・1万円⇒鹿肉ジンギスカン 1.4kg (シカ肉500g×2パック、しゃぶしゃぶ用シカ肉200g×2パック) ・1万円⇒鹿肉モモステーキ 1.2kg (シカ肉400g×3パック) |
ほか、1万円で「王様のジンギスカンセット(王様のジンギスカン500g、味付きホルモン500g、味付き軟骨500g)」などがある | ||||
【寄付金の使い道】地場産業の振興に関する事業/福祉、介護及び医療に関する事業/教育及び少子化対策に関する事業/文化及びスポーツの振興に関する事業/自然環境及び地域景観の保全に関する事業/豊富町振興のために(特に指定はしない) | |||||
※以降のランキングはコチラ! ⇒【2016年度版】お得な「ふるさと納税」ランキング~ジビエ編~特産品でもらえる「ジビエ」で得する自治体は? |
上記の通り、2016年度の「ふるさと納税ランキング~ジビエ編~」では、トップ5を北海道勢が独占する結果となった。2014年度はトップ5のうち3自治体、2015年度はトップ5のうち4自治体が北海道勢だったわけだが、2016年度はとうとう第1位~第5位を北海道の自治体が独占する形となった。
ちなみに、第6位には、2万円の寄付で「のとしし(イノシシ)マルカッサンセット2.5kg」をもらえる「石川県羽咋市(はくいし)」、第7位には、1万円の寄付で「ぼたん鍋用猪肉450g+自家製ジビエハンバーグ600g」をもらえる「兵庫県宍粟市(しそうし)」がランクイン。北海道勢以外のジビエ特典が気になるかたは、ぜひ6位以下のランキングもチェックしていただきたい。
ちなみに、「ふるさと納税」を実施している自治体は1500以上に上るため、今回の調査でもすべての自治体を調べきるのは難しく、あくまで「ザイ・オンライン編集部調べ」となっている。
この記事を見て「ウチの特典の方がすごいぞ!」という自治体関係者の方や、「こっちのほうがお得だよ」という情報を持ちの方は、ぜひ下記メールアドレスまで情報をお寄せください。確認の上、追記させていただきます。
◆情報はコチラまで!(zol-furusato@diamond.co.jp)
2016年度「ふるさと納税ランキング~ジビエ編~」で第1位に輝いた
「北海道新ひだか町」の「ふるさと納税」担当者にインタビュー!
3万円の寄付で「エゾ鹿肉ジンギスカン5kg」がもらえるというコスパの良さで、2016年度の「ふるさと納税ランキング~ジビエ編~」第1位となった「北海道新ひだか町」。今回は、その「新ひだか町」の地方創生推進室・中村亮士さんに話を伺った。
「『新ひだか町』では、制度が開始された2008年から『ふるさと納税』に取り組んでいますが、正直、そこまでの反響はありません……。ただ、『新ひだか町』は、2006年にできた新しい町なので、今回のように取り上げていただくことで、自治体としての知名度がアップすれば、と思っています」
では、今回のランキングで第1位に輝いた「エゾ鹿肉ジンギスカン」は、どのような鹿肉を使っているだろうか。
「『エゾ鹿肉ジンギスカン』は、『ウタリ共同養鹿加工組合』から提供してもらっているのですが、同特典の鹿肉は、通常ならばレストランなどに卸す業務用のお肉なんです。下処理がしっかりできていないと業務用としては販売できませんので、味はもちろん安全面にも徹底的にこだわっており、その品質の良さから『新ひだか町』の推奨品となっているほどなんですよ」
「新ひだか町」に寄付すれば、レストランでしか味わえないような高品質の鹿肉を家庭でも食べられるというわけだ。いま現在、この「エゾ鹿肉ジンギスカン」への申し込みは多いのだろうか。
「実は、それほど多くの申し込みはいただいていないので、狙い目ですよ(笑)。ちなみに、カニやサケの特典もおすすめです。申し込みが殺到したため、現在は受付を停止させていただいていますが、1万円の寄付で提供している『日高産 時鮭(ときしらず)切身セット』などには自信があります!」
さすが北海道だけあって、海産物の特典も充実しているようだ。最後に、「ふるさと納税」における今後の目標を伺った。
「今回のランキングで第1位を獲得できたことは非常に光栄ですが、だからといって提供してくれる業者さんに負担がかかってしまう、もしくは業者さんが損をしてしまうような内容や量にはならないようにしています。ですから、こういったスタンスで提供した特典で1位が取れたことは嬉しいですね。北海道には、ジビエや海産物など何でもある『新ひだか町』という町があると知っていただければ幸いですので、今後も『新ひだか町』の知名度アップを目指して、『ふるさと納税』に取り組んでいきたいと思います」
昨今のジビエブームには、野生鳥獣による農作物への被害が拡大し、その被害を最小限に食い止めるべく狩猟した鹿や猪の肉が流通し始めたという背景がある。
農林水産省が発表している「全国の野生鳥獣による農作物被害状況について」によると、2012年度の農作物被害額は約230億円、2013年度は約199億円、2014年度は約191億円と、年々、被害額が減少している。野生鳥獣を狩猟することで、農作物被害を抑制する効果が出ていると考えていいだろう。
農作物被害対策として狩猟された鹿や猪などを食べ、ジビエブームをさらに盛り上げていけば、農作物の被害減少の一助になるはずだ。そのために、とは言わないが「ふるさと納税」でジビエの特典を申し込めば、あまり食べる機会のない猪肉や鹿肉を味わえる上に、直接的ではないにしろ農家を助ける一因にはなるだろう。ぜひ、今回のランキングを参考に、「ふるさと納税」でジビエの特典に申し込むことを検討してほしい。
(取材・文/昌谷大介、盛竜也[A4studio])
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ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEXを |
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【au PAY カードのおすすめポイント】 通常還元率1.0%でPontaポイントが貯まり、マツモトキヨシやかっぱ寿司などの「au PAY ポイントアップ店」では還元率1.5~2.0%以上に達する、auユーザー以外も得するクレジットカード! さらに、スマホ決済の「au PAY」へのチャージでも1.0%分のポイントが貯まり、「au PAY(コード払い)」の利用時に0.5%分のポイントが貯まるので、合計還元率1.5%でPontaポイントを2重取りできる! しかも、初年度は年会費無料、2年目以降は年会費1375円(税込)だが、年に1回でもカード決済、もしくは携帯電話などのauのサービスを利用していれば次年度以降の年会費も無料に! (※ 2年目以降1375円。ただし、年一回でも利用した場合、もしくは「au ID」に「au PAY カード」を紐付けて、携帯電話などのauサービスを利用している場合は次年度無料) |
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