マウスとして使えるプレゼンターなら
PCから補足資料を呼び出すのもカンタン

 さて、ここまでで社内プレゼンを成功させる要点はお分かりいただけたと思う。ここからは、短期決戦ともいえる社内プレゼンを支えるプレゼンターである「スポットライト」の強力な機能を紹介しよう。

 まず、タイムカウント機能を使って、プレゼンの練習が行なえるのが、スポットライトの優れた点だ。

「3~5分バージョンと1分バージョン、それぞれ時間を計りながら練習しておきましょう。時間が足りなかったら、トークのどこを削ればいいかを考えます。あるいは、本編スライドをアペンディックスにもっていくような調整が必要かもしれません。スポットライトなら、そうしたコントロールも容易です」

専用アプリで設定しておけば、あらかじめ決めた時間をバイブレーションで知らせることもできる。スタイリッシュで小さなボディに、プレゼンを支援する機能が詰まっている

 また、アプリ(ロジクールプレゼンテーションアプリ)でタイマーを設定すると、その時間を振動で教えてくれる「バイブレーションアラート」機能も装備。プレゼンのスムーズな進行に役立ちそうだ。

 プレゼン後、決裁者から「ここが確認したい」「あそこをもっと詳しく」と言われたときも、スポットライトはとても便利だ。マウスとして使えるので、ササッと操作してパソコンから補足資料をすぐに呼び出せる。

「決裁者が本編スライドに手応えを感じたとしても、細部に対する疑問について適切な答えが返ってこなければ承認はしません。ですから、確実に採択されるためには、どんな質問にも対応できるよう、アペンディックスを万全に準備しておくことが極めて重要です」

 つかみから最後の詰めまで、どの段階においてもしっかりサポートしてくれる「スポットライト」。使いこなすほどに、社内プレゼンのスキルが上がっていくに違いない。