東京・渋谷のランドマークで、“ギャルの聖地”とも呼ばれたファッションビル渋谷109が、そのシンボルマークである“SHIBUYA109”のロゴを、1979年のオープン以来、初めて変更する。なぜそうした決断に至ったのか。109の運営会社であるSHIBUYA109エンタテイメントの木村知郎社長に、インタビューした。(聞き手/ダイヤモンド・オンライン編集部 小野寺暁子、田島靖久)
79年のオープンから使い続けてきた
109のロゴを公募で変更
──1979年のオープンから使い続けてきた「109」のロゴを、変更するに至った理由を教えてください。
昨年、もともとの運営会社だった、東急モールズデベロップメント会社から分割させる形でSHIBUYA109エンタテイメントを設立しました。それから1年間、新しい業態を始めてみたり、マーケティングをしっかりやってみたり、あるいは若い人たちの夢を実現していくプロジェクトみたいなのをやってみたりと、いろんなことにトライしてきました。