ゴミがアート作品に!ある産廃処理業者の挑戦が集めた予想外の注目

2019年11月21日公開(2019年11月21日更新)
藤崎雅子

わざわざ群馬まで
多くの企業が来訪

 その次のステップとして、2017年からは「具体的に一緒に行動を起こす」パートナーづくりにつながるよう、会場をナカダイの工場に変更し、5~10日間の日程で実施している。定員を設けて予約制にし、当日は同社スタッフが工場内をアテンドし、同社の取り組みを解説するとともに情報交換を行うというイベントだ。

 「わざわざ群馬までやって来る人がどれだけいるか」と、最初は不安だったというが、いざ蓋を開けてみると、連日ほぼ満席状態。素材に惹かれたクリエイターのほか、環境問題を切り口に新しいサービスを立ち上げようとしている企業、ビジネスモデルに興味を持つ企業も数多く来訪したという。

 「モノが売れない現代、各業界とも従来の事業を軸に新しいことを始めようともがいている。これまで取り組んできた新しいビジネスモデルづくりやチームビルディングなどが、最大の武器になっていることを感じました」(中台さん)

 既存事業を解釈し直して、新たな価値の創造を目指すナカダイの挑戦には、他の業界でも生かせるヒントがあるようだ。

(藤崎雅子/5時から作家塾(R))

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