「美人が多い」という言葉から連想される国はいくつかあるが、ポーランドもその1つではないだろうか。実際に街を歩いていても、同性ながらつい目が行ってしまうようなきれいな人に遭遇する確率はかなり高い。そんな「美人の国」のコスメ事情は大いに気になるところ。現地在住の筆者がリポートする。(フリーライター ミハシヤ)
2年で約3倍規模に急伸の
ナチュラルコスメフェアが!
実はここ数年、ポーランドではナチュラルコスメが人気急上昇中だ。チェーンのドラッグストアなどでも、ナチュラルコスメの取り扱いラインナップがぐっと増えた。
さて、そんなナチュラルコスメブランドが集結する、コスメ好きには天国のようなイベントがある。2016年からワルシャワで開催されている「Ekocuda(エコツダ)」だ。
ヨーロッパで開催される化粧品の見本市としてはイタリア・ボローニャの「Cosmoprof Worldwide Bologna」やドイツ・デュッセルドルフの「Beauty Düsseldorf」などが有名だが、ナチュラルコスメに特化してはいない。またB to B向けのイベントで、入場には事前登録が求められる。
一方、Ekocudaはナチュラルコスメに特化しており、来場者の大半は一般の消費者。誰でも気軽に入場できる。
「あくまで私が知る限りではありますが、ヨーロッパで同様のイベントを開催しているところは他にはないと思います」
このように語るのは、Ekocudaの創始者でありクリエイティブ・ディレクターのZuzanna Mierzejewska(ズザンナ・ミエジェイェフスカ)さん。