その後、日本の週刊現代は記事の中で、中国の匿名の医療関係者の発言を引用し、金氏が心臓発作を起こし、北朝鮮の医師から動脈にステントを入れるための緊急手術を受けたようだと報じた。それによると、手術には想定以上の時間がかかり、金氏は植物状態になった。中国の医師が航空機で入国したが、手術の支援には間に合わなかったという。
ロイター通信は25日、中国が北朝鮮に医療専門家を派遣したと報じ、金氏の治療を支援するためかもしれないと述べた。
それとは別に、北朝鮮分析の専門サイト「38ノース」のアナリストは衛星データに着目し、金氏専用とみられる列車が、北朝鮮の東海岸の都市・元山にある同氏の別荘付近の駅に停車していることを確認した。38ノースは25日付の記事で、これは金氏が別荘にいる可能性があることを意味すると述べた。そこは手術を受けて療養していると報じられた場所から車で数時間かかる距離にある。
韓国政府の複数の当局者は、過去1週間で北朝鮮内部の急な変化を示す軍隊の動きやその他の兆候は見られないと述べた。
韓国議会の情報委員会のある議員は、情報機関当局者から報告を受けた後、北朝鮮内部での特別な動きの兆候は見当たらなかったと述べていた。この議員の側近が明らかにした。
米政府当局者は、金委員長が身体を動かせないか、もっと悪い状態に陥ったという報道の内容を調べているとしている。
元米情報機関職員のロバート・カーリン氏は、金委員長に異変があったかどうかについて信頼に足る証拠はないとした上で、4月15日の故金日成主席生誕記念日も含めて公的な場に現れない理由は、ほかにあるかもしれないと述べた。
同氏は「金委員長は父親と祖父の影から脱却しようとしている可能性がある」と指摘。「これまでのところ、姿が見えなくなってからそれほど長くないが、さらに数週間続くようなら、いろいろな疑問が出てくるだろう」と語った。



