中堅・中小企業の深刻な後継者問題を解決し、社会貢献と地方創生を担う

株式会社日本M&Aセンター

 では、M&Aコンサルタントとは、どのような仕事なのか。

中堅・中小企業の深刻な後継者問題を解決し、社会貢献と地方創生を担う日本M&Aセンター
渡部恒郎取締役

「調整役として譲り受け側と譲渡側のギャップを埋めていくのではなく、自分が提示する『あるべき姿』に共感・納得してもらい、自分が描いた理想の姿での成約を目指す仕事です」と語るのは渡部恒郎取締役だ。また、M&Aコンサルタントにとって一番大切なことは「経営者の本質を理解すること」だとも。「経営者の考えは会社に全て表れています。数字や戦略の裏側にある『原体験』や『想い』まで理解することで、会社の価値を正しく判断できます。成約式までたどりつくと、最後の仕事をなし得た社長さまは涙されます。お手伝いした立場として、感謝されることをこれ以上実感できる仕事は他にないと思います」。 

 渡部取締役は、京都大学を卒業後日本M&Aセンターに入社、数多くのM&Aを成功させ、入社12年目、最年少で取締役に昇進している。実力が正当に評価され、年功序列にとらわれることなく昇進の道が開かれているのも同社の特徴といえる。

人材育成を戦略的に行う「人材ファースト」を推進

 三宅社長が自身の主要ミッションとして力を入れているのは、人材育成だ。「人材ファースト」を掲げて直轄の専任組織を設け、より体系的な教育・研修制度を整備。「社員一人一人がもっとやりたい仕事をして、180%、200%の能力を発揮して輝いてもらう」ことを戦略的に推進している。例えば新入社員に対しては、「300日で一人前プロジェクト」により、未経験からでも短期間でコンサルタントとして活躍できる環境を整えた。

 同社が求める人材像は明快だ。顧客である経営者の人生に共感できるウオームハートと冷静にビジネスを遂行できるクールヘッドの両方を持つ人。仕事を通じて社会に貢献したいという強い気持ちを持つ人。一流のビジネスパーソンになりたいという上昇志向を持つ人。「そうした人が当社に入社すると、他のどの会社で働くよりも、大きな成長実感が得られるはずです」(三宅社長)。

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