株取引アプリを手掛ける米ロビンフッド・マーケッツは8日、同社システムが先週ハッキングされ、数百万人分の利用者の個人情報が流出したと明らかにした。3日夜にハッキングを受け、現在は事態を収拾できているとブログへの投稿で述べている。流出したのはロビンフッドの利用者約500万人分の電子メールアドレス。また別の約200万人については氏名が盗み出されたという。侵入者は300人余りの利用者に関しては、より個人的な情報へもアクセスしていた。ソーシャルセキュリティー(社会保障)番号や銀行口座などといった情報は流出していないと同社は述べた。ロビンフッドによれば侵入者は身代金の支払いを要求。現在は法執行機関に通報し、調査を続けているとしている。