どんなことに惹かれてお客様が集まっているのかは、
多くの人で共通する

 しかし正直な話、10人くらいのお客様が同じことを言っていれば、その意見はかなりの確率で当たっています。

 1人とか2人では、「たまたまその人がレアケースだった」ということもあるのですが、どんなことに惹かれてお客様が集まっているのかというポイントは、多くの人で共通しているわけです。

 だとしたらお客様が徐々に増えている過程でアンケートをとっていき、だんだんとチラシにもこれを反映させていけばいいのです。

「マンダラ広告作成法」で作るチラシはあくまで予測なので、その予測の裏付けとしても、実際のお客様からの意見が少しでもあれば反映させるべきです。

 原則は100人以上のお客様を確保し、アンケートを広告に反映させる流れにするのがベストです。

 それでも、それ以下の少ないお客様からも意見はしっかりとお聞きし、「マンダラ広告作成法」で作成するにしても、生のお客様の声をそこには反映させるようにしてください。

岡本達彦(おかもと・たつひこ)
株式会社アカウント・プラニング代表取締役
販促コンサルタント
広告制作会社時代に100億円を超える販促展開を見て培った成功体験をベースに、
難しいマーケティングや心理学を勉強しなくても
アンケートから売れる広告を作る広告作成手法を日本で初めて体系化する。
業界を問わず、お金をかけないで簡単にでき、即効性もあることから、
全国の公的機関、経済団体、フランチャイズ本部からセミナー依頼が急増し、
社内に仕組みとして取り入れたいという会社からのコンサルティング依頼は後を絶たない。
著書にアマゾン上陸15年「売れたビジネス書50冊」にランクインし、販促書籍のベストセラーとなった『「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法 チラシ・DM・ホームページがスゴ腕営業マンに変わる! 』(ダイヤモンド社)などがある。