小さな会社が今すぐ売上をあげようと思った時、どの販促ツールから作ればいいのか?『「A4」1枚チラシで今すぐ売上をあげるすごい方法 「マンダラ広告作成法」で売れるコピー・広告が1時間でつくれる!』(ダイヤモンド社刊)では、『アマゾン上陸15年「売れたビジネス書」50冊』にランクインした販促書籍のベストセラー『「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法』の著者で、販促コンサルタントの岡本達彦氏が、今すぐ売上をあげるために必要な「A4」1枚チラシを誰でもつくれる「マンダラ広告作成法」という新しい販促手法を公開しています。小さな会社が、今すぐ売上をあげられるすごい方法がわかる1冊! 本連載では、同書より一部抜粋して特別に公開します。好評のバックナンバーはこちらからどうぞ。
お客様がちゃんと広告を見て、
興味をもったものしか選ばれない時代
広告をつくることが、経営戦略にもなり、また人材育成にもなるとは、これまでの時代では考えもしなかったことでしょう。
それもそのはずで、文言にしろ、デザインにしろ、広告代理店や印刷会社など、外部の人に任せるのが通常だったわけです。
チラシなどはセールなどの告知がメインで、頭を使って内容を考える必要はほとんどありませんでした。
しかし現在は、お客様がちゃんと広告を見て、興味をもったものしか選ばれない時代になっています。
それに応えるためには、商品のことを誰よりもわかっている人間が、最も伝えたいことをダイレクトにぶつけていくしかありません。すでにマスメディアでも、CMなどからヒットが出ることは少なくなっています。
お客様に響く言葉は、その商品のことをあまり知らない専門家からは生まれにくい。一番それを売りたい人、誰よりもその商品を「素晴らしいものだ」と思っている人から、発せされるべき時代になっています。
それはある種、売る側と買う側のマッチングでもあります。
たとえば飲食店にとって、いまや口コミサイトは無視できない存在になりました。そのお店を利用して気に入らなかった人が、ちょっとクレームまがいのことを書いただけで、悪評が立って売上が激減することもあるくらいです。
だから多くの店舗が、サイトの評価に対して神経質になっているのですが、そう心配するものではありません。原因はむしろ、最初の時点での「説明不足」なのです。