コロナ禍が続く「不確実性」の中で就活をした主要大学の学生は、どのような企業・団体を選んだのだろうか。国公立・私立主要27大学別の2022年就職先ランキングを作成した。第3弾は一橋大学と東京工業大学の就職先をお届けする。アフターコロナが見え始めた今、就活戦線を戦う学生とその親は参考にしてほしい。。（文／ダイヤモンド社 ヴァーティカルメディア編集部、データ提供／大学通信）
一橋大、東工大の学生は
どんなところに就職するのか
一橋大学は、日本で最も伝統がある社会科学系の大学で、産業界のリーダーを数多く輩出している。同大学によると、コロナ禍で就活が行われた2020年度は96.9%、2021年度は95.8%と高い就職率を誇り、ほとんどが大企業・有力企業だという。
一方の東京工業大学は、日本の理工系大学において最も長い歴史を持つ。世界レベルの研究で功績を上げている教員が多数在籍し、学習環境は充実している。ほとんどの学生が大学院を経て、社会に出る。
両大学の卒業生の2021年における就職先を見てみよう。一橋大は、1位楽天グループ、2位三井住友銀行、3位日本生命保険、4位三菱UFJ銀行、5位みずほフィナンシャルグループと、上位を金融が占めた。一方東工大は、1位ソニーグループ、2位日立製作所、3位富士通、4位NTTデータ、5位野村総合研究所と、メーカーが多い印象だ。
果たして、22年の一橋大・東工大の就職先はどうなったのか。
