東京大学「就職先企業・団体」ランキング2022【全20位・完全版】「不確実性」の中で就活に臨んだ東大生は、どんな企業・団体に就職したのか(写真はイメージです) Photo:PIXTA

コロナ禍が続く「不確実性」の中で就活に臨んだ主要大学の学生は、どのような企業・団体を選んだのだろうか。国公立・私立主要27大学別の2022年就職先ランキングを作成した。第1弾は東京大学の就職先をお届けする。アフターコロナが見え始めた今、就活戦線を戦う学生とその親は参考にしてほしい。(文/ダイヤモンド社 ヴァーティカルメディア編集部、データ提供/大学通信)

コロナ禍での
東大生の就職先は?

 2022年の主要大学ランキングを俯瞰すると、国公立大では自動車、電機、総合商社、銀行、エネルギーなど、以前から学生人気が高かった大企業・有名企業が上位に並んだ。これは21年と大きく変わらない印象で、時が流れても親世代が就職を望んだ業界・企業は、子世代にも変わらずに人気が高いことがうかがえる。ただし近年では、コンサルティングやITなど、親世代には馴染みが薄かった業界も大きな注目を集めている。これらの業界に就職する学生の数は、年々増え続けている。

 東京大学も21年は、3位がアクセンチュア、4位がソニーグループ、5位が日立製作所、6位が楽天グループと、親世代と子世代の人気企業が共に名を連ねる結果となった。ただし東京大学の就職先のトップには、他大学にはない独特な傾向が見られる。

 果たして、22年の東大生の就職先はどうなったのか。