多様なクライアントに
多様なソリューションを
JSOLの何が評価されているのか、大手クライアントの例で見てみよう。
自動車の安全性を高める取り組みに注力するトヨタ自動車は、車が衝突した際の乗員への影響をシミュレーション・解析するため、JSOLの衝撃・構造解析ソフトウエア「Ansys LS-DYNA」などを採用した。
一般的な製造業やサービス業とはビジネスモデルが異なる放送業界において、TBSホールディングスがグループ全体の会計システムの刷新でJSOLを選んだ理由は、JSOLがメディア業界に持つ知見とソリューションが理由だ。
コンサルティングからシステム開発までワンストップのトータルソリューションを提供できるJSOLをパートナーに迎えたのは、80年代から使用し続けてきた基幹システムからの全面的な脱却を断行したライオンだった──。
このようにJSOLは、多様な業種のクライアントから、各社各様の課題へのソリューション提案について、それぞれの角度から評価され、頼られている。それは同社が、得意とする分野のテクノロジーを深掘りするだけにとどまらず、常に新たな領域に挑戦し、変化を続けてきたからだ。
「当社は重点分野を絞って、その中での競争力を高めるという戦略を取ってきましたが、一方で、新たな領域を生み出していく取り組みも続けてきた。これは、新たなお客さまにアプローチするためだけではありません。既存のお客さまも、市場や環境の変化に対応するため、新たなテクノロジー、新たなサービスが必要になるからです」
確かに、JSOLはクライアントとの間に長期的な信頼関係を築いていることでも知られる。ITサービス業界には、売り上げの上位50社のうち取引年数が3年を超えるクライアントの比率を指す「パートナーシップ継続率」と呼ばれる指標がある。この継続率がJSOLでは82.2%に達する。また、クライアントの総合満足度という別の指標においても、JSOLは肯定的回答の比率が86.8%と高い水準にある。