【香港】 世界でますます勢力を強めている 中国の電気自動車(EV)メーカーは、最も有望な市場の一つである欧州で高関税が導入される可能性を何カ月も前から見越してきた。欧州連合(EU)が12日に追加関税を発表したとき、多くのメーカーは備えができていた。
一部の企業は既に欧州大陸で工場建設を始めたり、EU域内の企業と合弁事業を設立したりしている。さらに、タイなどの第3国から欧州向けの輸出を検討している企業もあれば、欧州から完全に撤退し、既存企業を追い落とせる可能性が高い他の市場に目を向けている企業もある。