米ミシガン州の連邦下院選に出馬しているウィル・ローレンス氏(36)は、中間選挙における共和党の攻撃対象の象徴のような存在に見える。ひげを生やしたローレンス氏は、かつて急進左派政治団体「米国民主社会主義者(DSA)」に所属し、土地と富の再分配、警察の廃止、化石燃料企業の「強制国有化」を訴えていたことがある。共和党は同選挙区に大量の広告を流し、同氏を「米国流の生き方を破壊する」ことに執着する急進的な社会主義者として描こうとしている。しかし、民主党予備選で2人の穏健派候補を破ったローレンス氏は、連邦下院選において全米有数の激戦区であるこの選挙区で、共和党現職のトム・バレット下院議員と互角の戦いを繰り広げている。ローレンス氏は家計に関わる問題やデータセンターへの反対運動、イランとの戦争、所得格差の拡大に焦点を当ててきた。