中東情勢の緊迫化を受け、ホルムズ海峡をめぐる海上物流リスクが改めて注目されている。エネルギーや貨物の大動脈であるこの海域は、わずかな情勢変化でも世界の輸送コストを揺さぶる。だが、コスト上昇の要因は地政学リスクだけではない。ウクライナ侵攻以降の航路再編やエネルギー価格の高止まりも重なり、海上物流の“高コスト構造”は長期化している。※本稿は、経済学者の松田琢磨『コンテナ海運が世界を動かす』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。
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