回転ずし首位の「スシロー」を展開するFOOD & LIFE COMPANIES(F&LC)は、2021年に買収した持ち帰りずしの老舗「京樽」の全株式を、SRSホールディングス(SRSHD)へ売却した。F&LCは自ら約64.8億円の第三者割当増資を引き受け、約30億円の債務超過を解消した上で譲渡に踏み切る。25年9月期に営業黒字化を果たした京樽を、なぜ追加資金まで投入して手放すのか。また、買い手となるSRSHDが買収に踏み切った狙いと今後の再建策とは何か。本稿では、中食市場の構造変化と両社の経営戦略から、今回のM&Aの背景を解説する。
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