日本経済の停滞は、デフレが元凶だったのだろうか。企業の経常利益や配当が大きく増える一方、人件費や設備投資はほぼ横ばいで、実質賃金も伸びていない。企業にとって合理的なコスト削減が、なぜ日本経済全体の成長力を弱めたのか。経済学者の筆者がデータをもとに読み解く。※本稿は、伊藤 修『日本経済はなぜ沈下したのか 「正しさ」が招いた35年の停滞』(朝日新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。

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