IPO株の攻略&裏ワザ情報!
2016年11月18日公開(2016年11月22日更新)
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「IPO株の攻略&裏ワザ情報!」

著者・コラム紹介

IPO株の攻略&裏ワザ情報!

ザイ・オンライン編集部

12月の「IPO祭り」は新規公開株で儲けるチャンス!
「IPO祭り」で上場する全15銘柄の情報を公開。
話題の自動運転技術ベンチャーの「ZMP」に要注目!【2016年11月21日更新】

 毎年12月は「IPO祭り」とも呼ばれ、新規上場する企業の数が多いと言われている。

 IPO株は、株式投資の一種でありながら、少ないリスクで大きなリターンを期待できる数少ない投資法のひとつ。しかし、いくらIPO投資をしたくても、新規上場する銘柄がなくては当然売買することはできない。

 つまり、新規上場の多い12月は、IPO投資家にとって年に1回訪れる絶好のチャンスの月なのだ。

決算時期と新規上場の手続きの関係から
IPOは3の倍数の月に多い

 2013年から2016年まで、過去4年間に日本取引所グループで新規上場した件数を月ごとにまとめると、次のようになる。ただし、2016年は11月21日時点の数字なので、今後数件増える可能性はある。

 データを見ると、今年に関して言えば3月の方が多いものの、過去4年の平均では、やはり12月に上場する銘柄数が多い。さらに、3月、6月、9月、12月と、3の倍数の月のIPO銘柄数が多いのがわかるだろう。

 「3の倍数の月に上場する企業が多いのは、企業の決算時期との関係です」

と言うのは、投資サービス会社フィスコで長年IPOについて分析をしている株式アナリスト・小林大純(こばやし・ひろずみ)さん。

 「企業が新規上場するときは、直近四半期の決算を締めてから1カ月あまりで決算を確定し、上場を最終決定して発表、そして上場、という流れになり、その作業に大体3カ月くらいかかります。四半期の決算は3の倍数の月になるので、結果として3月、6月、9月、12月に上場する企業が多いのではないでしょうか。特に12月上場の企業が多いのは、『年内に上場したい』という企業の思惑から、駆け込み的にIPOが増えるようです」

2016年12月に上場するのは15銘柄
一押しは、自動運転技術のベンチャー企業「ZMP」

 2016年の12月に新規上場する銘柄は、次の通り(※2016年11月21日時点)。なお、それぞれの銘柄の詳しい情報は、詳細ページを参照して欲しい。

■2016年12月に新規上場するIPO銘柄(2016年11月21日時点)
 上場日  銘柄名 主幹事 ブックビルディング期間
詳細
ページ
12/7 イントラスト みずほ証券 11/21~11/28
IPO銘柄の詳細ページはこちら
12/8 グッドコムアセット 野村證券 11/21~11/28
IPO銘柄の詳細ページはこちら
12/14 キャリアインデックス SBI証券 11/28~12/2
IPO銘柄の詳細ページはこちら
12/15 MS-Japan 野村證券 11/29~12/5
IPO銘柄の詳細ページはこちら
12/16 シンシア SBI証券 11/30~12/6
IPO銘柄の詳細ページはこちら
12/19 日本モーゲージサービス みずほ証券 11/30~12/6
IPO銘柄の詳細ページはこちら
ZMP SMBC日興証券 11/30~12/8
IPO銘柄の詳細ページはこちら
船場(せんば) 野村證券 12/1~12/7
IPO銘柄の詳細ページはこちら
12/20 リネットジャパングループ SBI証券 12/2~12/8
IPO銘柄の詳細ページはこちら
12/21 グレイステクノロジー 東海東京証券 12/5~12/9
IPO銘柄の詳細ページはこちら
セグエグループ みずほ証券 12/5~12/9
IPO銘柄の詳細ページはこちら
イノベーション SMBC日興証券 12/6~12/12
IPO銘柄の詳細ページはこちら
12/22 フォーライフ みずほ証券 12/6~12/12
IPO銘柄の詳細ページはこちら
エイトレッド 大和証券 12/7~12/13
IPO銘柄の詳細ページはこちら
12/27 ティビィシィ・スキヤツト SMBCフレンド証券 12/7~12/13
IPO銘柄の詳細ページはこちら
⇒詳細な「IPOスケジュール」はこちら!

 2016年の「IPO祭り」の先陣を切るのは、家賃保証などの総合保証サービス事業を展開するイントラスト(7191)と、不動産デベロッパーのグッドコムアセット(3475)の2社で、11月21日(月)からブックビルディング(抽選申し込み)がスタートした。

 その後は1週間ほど間が空くが、12月半ばからは連日IPOが続く。12月19日(月)は、3社同時に上場する。虎視眈々と投資チャンスを狙っていたIPO投資にとっては、絶好の機会だ。

 12月上場のIPO銘柄の中でも注目度が高いのは、今なにかと話題となっている自動運転技術の開発を行うベンチャー企業、ZMP(7316)だろう。

 「自動運転車開発の有望ベンチャーとして、かねてから株式市場でも知られている企業です。ソニー(6758)ディー・エヌ・エー(2432)といった有力企業との連携や、『ロボットタクシー』の実証実験など、豊富なニュースフローで期待が高まっています。政府も、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて自動運転技術の実現を目指しており、政策に沿ったテーマ性が人気を後押しするでしょう」(小林さん)

と、小林さんもZMPに期待を寄せる。

好調な日本株市場がこのまま続けば
12月のIPOにも期待できる

 IPO投資をする際に気になるのは、市場環境だ。いくら有望なIPO銘柄であっても、市況が悪いと大きな値上がりは期待しにくい。しかし2016年12月に関して言えば、非常に良好が市場環境が期待できる。

 「トランプ次期米大統領の政策に期待した買いや、米長期金利の上昇に伴う円安進行を受けて、日本株は強い動きを見せています。中小型株はやや出足が鈍かったのですが、ここに来て資金流入が観測されており、個人投資家のリスク許容度も高まっていると見られます。こうした市場環境は、IPOには追い風となるでしょう」(小林さん)

 もともと、「IPO祭り」のように新規上場が集中する時期は、投資家の関心がIPO投資に向かいやすく、その分、資金がIPO市場に流入して株価も上がりやすいというメリットがある。

 その一方で、IPOが集中することのデメリットもある。

 「IPO銘柄数が多いと、事業内容や公開規模による銘柄選別が強まる傾向があります。さらに、同日に複数社が上場する場合は、初値買い資金が分散するため、想定より初値が伸び悩むこともあります。こうしたことを考慮した上で、慎重にIPO投資に臨んでいただきたいと思います」(小林さん)

 IPO株を購入するには厳しい抽選で当たる必要があるため、「できるだけ多くの証券会社から申し込んで当選確率を上げる」というのが基本戦略となる。抽選申し込み自体は無料で、当選できなければ一切の費用はかからない。

 問題は、申し込みから抽選までの期間、購入費用分の資金が拘束される証券会社が多いことだ。例えば、公開価格1500円、1単元100株のIPO株に申し込むと、一定期間15万円の資金が拘束される。

 つまり、IPOに申し込むのは無料とは言え、数多くの銘柄に申し込むには、それなりの資金を用意する必要があるのだ。十分に資金のある人は問題ないが、限られた資金で12月の「IPO祭り」にチャレンジしたい人は、数多くのIPO銘柄の中からより有望な企業を選び出すことが重要となる。

 IPO株の分析方法は、こちらの関連記事が参考になるだろう。

【IPO株の分析方法はこちら!】
IPO株の初値を予想するのは意外と簡単だった!?公開規模や予想PER、仮条件などの公開情報を元にプロが実際にやっている初値予想の出し方を公開!

SBI証券なら、12月上場の15銘柄中12銘柄に申し込みが可能
注目のZMPを狙うならSMBC日興証券は外せない!

 これから証券会社の口座を開いて12月の「IPO祭り」に参加したい、という人は、まずどこの証券会社がオススメだろうか?

 まずは、自分が申し込みたいIPO銘柄を決め、そこを取り扱っている証券会社を中心に、なるべく当選確率を上げるために複数の証券会社から申し込むのが定番のやり方だ。だが、初心者にとっては、いきなり複数の証券会社の口座を開くのはハードルが高いかもしれない。

 2016年12月の「IPO祭り」に関して言えば、一番のおすすめ証券会社は「SBI証券」だ。12月上場の15銘柄のうち実に12銘柄に申し込むことができ、そのうち3社では主幹事証券まで務めている。もちろん、前出のZMPにも申し込み可能だ。

 また、15銘柄のうち11銘柄を取り扱う「SMBC日興証券」もおすすめだ。主幹事数は2社だが、注目のZMPの主幹事証券を務めているのは魅力的だ。ZMPを狙う人は、ぜひ口座を解説しておきたい。

【SBI証券の詳細ページはこちら!】
IPOの多さ&夜間取引、銀行との連携など、独自サービスも充実のネット証券最大手!
【SMBC日興証券の詳細ページはこちら!】
信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ!

 その他、こちらの記事ではIPOに当選しやすい証券会社について解説しているので、参考にするといいだろう。

【IPO投資向け証券会社選びならこちら!】
IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え!通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!

今年の「IPO祭り」を機会に
IPO投資にチャレンジしてみよう!

 今回の記事では、2016年12月の「IPO祭り」について解説した。

 IPOは一般の人にはなかなか馴染みがないだけに、株式投資初心者にはハードルが高いように思われがちだ。しかし、最初にも書いたが、IPO投資はリスクが少なく大きなリターンが期待できる非常に魅力的な投資だ。これまでIPO投資をしたことのない人は、今回の「IPO祭り」を機会に、ぜひチャレンジしてみて欲しい。

 
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IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

主幹事数 取扱銘柄数 ネット配分・
抽選方法
口座数
2016年 2015年 2016年 2015年
◆SBI証券
13社 8社 75社 78社 70%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジ
ポイント」順に配分
384万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、ここの口座を持っていれば、大半のIPO銘柄に申し込める。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」は、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのがメリットだ。抽選に申し込んだIPOやPOの当選/補欠当選を通知するメールサービスも便利。
SBI証券の公式サイトはこちら
◆SMBC日興証券
13社 24社 64社 72社 10%:1人1票の平等抽選 280万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOには力を入れており、2016年は全83社中64社のIPO株を取り扱った。主幹事数は、2016年こそ13社に甘んじたものの、2015年は24社もの主幹事実績を持つ。2016年に大きな話題を集めた「はてな」と「JR九州」のIPOでも主幹事も務めている。
1人1単元しか申し込めないので、資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆東海東京証券
5社 5社 15社 27社 10%:1単元1票の平等抽選 39万
【ポイント】
準大手証券会社の東海東京証券は、大手証券会社には届かないものの、多くのIPO銘柄を扱っており、2016年は5社で主幹事も務めた
東海東京証券への割当が2000単元未満の場合は、取引実績に応じて当選確率がアップする「IPO個人優遇ステージ」を適用した抽選となるが、その場合でも、取引実績が最低ランクの投資家に10%が配分され、その中で平等抽選が行われる
東海東京証券の公式サイトはこちら
主幹事数 取扱銘柄数 ネット配分・
抽選方法
口座数
2016年 2015年 2016年 2015年
◆カブドットコム証券【三菱UFJモルガン・スタンレー証券のグループ証券】
0社
2社※1
0社
7社※1
19社 18社 一定割合:1人1票の平等抽選 105万
【ポイント】
「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は、毎年多くのIPO銘柄を取り扱い、2015年には7社、2016年は2社で主幹事を受け持ったが、売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「カブドットコム証券」なら、「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。
複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。IPO投資に特化したスマホアプリ「IPOLab」も便利。
※1「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」のIPO主幹事数。
カブドットコム証券の公式サイトはこちら
◆岡三オンライン証券【岡三証券のグループ証券】
0社
0社※2
0社
6社※2
6社 10社 10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
13万
【ポイント】
2016年は0社だったが、2015年には6社の主幹事実績を持つ「岡三証券」と同じグループに属するネット証券。割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。

※2「岡三証券」のIPO主幹事数。
岡三オンライン証券の公式サイトはこちら
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2017年3月末時点。

 

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