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【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ!

2019年12月1日公開(2022年3月29日更新)
久保田正伸
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大手証券会社の一角であるSMBC日興証券には、総合コースとダイレクトコースの2種類のサービスがある。ダイレクトコースで、オンライントレード「日興イージートレード」が利用可能だ。他社にはない特徴や、大手証券ならではのサービスを紹介しよう。

SMBC日興証券】おすすめポイント1
信用手数料が完全無料

SMBC日興証券の株のネット経由信用取引は、手数料が無料となっている。大口顧客向けの優遇手数料ではなく、条件なしで完全無料だ。これは他社にはないサービスだ。買方金利や貸株料はかかるが、金利は一般的な水準であり、一般信用取引の場合は、業界水準と比べて低金利となっている【図表1】。

【図表1】信用取引コスト比較
証券会社 手数料(1約定ごと・税込) 制度信用 一般信用
30万円 100万円 買方金利 貸株料
(売り方)
買方金利
 SMBC日興証券 0円 0円 2.50% 1.15% 3.00%
 auカブコム
(旧:カブドットコム証券)
0円 0円 3.98% 1.15% 3.79%
 SBI証券 198円 385円 2.80% 1.15% 2.80%
 楽天証券 198円 385円 2.80% 1.10% 2.80%
 松井証券 0円 1100円 3.10% 1.15% 4.10%
 マネックス証券 198円 385円 2.80% 1.15% 3.47%
 GMOクリック証券 187円 264円 2.75% 1.10% 2.00%
注)2020年1月7日時点。※ 1日定額制プランの売買手数料。

SMBC日興証券】おすすめポイント2
NISAや株の積立に便利な「キンカブ」

 「毎月ある株を1万5000円ずつ買って積み立てたい」「NISA口座で20万円ずつ5銘柄に分散し100万円分投資したい」。

 そんな時に便利なのが、SMBC日興証券の独自サービス「キンカブ」だ。株の積立投資や今年から始まったNISA(少額取引非課税制度)の登場により、使い勝手の良さから注目されている。

 金額・株数指定取引(愛称:キンカブ)は、株の売買単位を気にせず、500円以上500円単位の金額指定で株式投資ができるサービスだ。または、概算注文金額が500円以上であれば、株数を小数点以下第5位まで指定した取引もできる。

 さらに、2020年3月2日からは最低売買価格が引き下げられ、金額指定取引なら100円以上100円単位、株数指定取引では概算注文金額が100円以上から売買ができるようにようになる。

 例えば、現在、トヨタ自動車(7203)は1単元で約77万円)、ファーストリテイリング(9983)は1単元で約633万円)もするので、100万円以内の資金で分散投資したくでも、ふつうならできない話だが、キンカブならそれができるのだ(2020年1月7日時点)。

 キンカブは、通常の売買手数料がかからない代わりに、「スプレッド」と呼ばれる売買価格差があり、それが取引コストとなる。スプレッドは、注文金額に対する比率で【図表2】のとおり。

【図表2】「キンカブ」にかかるコスト
概算注文金額 スプレッド
買付 売却
100万円以下 0.0% 0.5%
100万円超 1.0% 1.0%
注)2020年1月7日時点

 なお、取扱銘柄数は、東証1部、2部上場銘柄の貸借銘柄のうち、SMBC日興証券が選定する約3700銘柄(2020年1月7日時点)となっている。

SMBC日興証券】おすすめポイント3
時代にあった新しい金融商品に投資できるファンド

 昨今の時代にあった新しい投資信託(ファンド)がどんどん登場している。

 「インデックスファンドJPX日経400」は、2014年から算出が始まった新指数「JPX日経インデックス400」の動きに連動するファンドだ。この新指数は、銘柄選定においてROE(株主資本利益率)という指標が重視されている。投資家サイドから企業を見る上で重要な、外国人投資家も重視している指標だ。

 「MHAM物価連動国債ファンド(愛称:未来予想)」は、日本の物価連動国債に投資を行い、物価の上昇から資産価値を守ることを目指す。アベノミクスは、「2年で2%のインフレ」を目標にしているが、本当にインフレが実現した際に相対的な資金が物価上昇に負けない商品だ。なお、この国債自体は個人では購入できないが、こういったファンドを通してなら購入できる。

 同社が取り扱う投資信託は、続々と新商品が追加されており、取扱本数は1000本以上。つみたて対象ファンドは680本以上、ノーロード(手数料無料)ファンド530本以上となっている(2020年1月2日時点)。

SMBC日興証券】おすすめポイント4
大手証券ならではの圧巻のレポート情報

 「日本株はなぜ急落したのか」「ASEAN投資ってどうなの」……。こういった情報を知りたい場合、SMBC日興証券のリサーチ情報がおすすめ。

 大手証券会社だけあり、レポート情報が充実している。個別銘柄から各セクター、グローバル情勢、テクニカルレポートまで、また日々の情報から、週ごと、月ごとのレポートまで多彩だ【図表3】。

【図表3】「レポート リサーチ情報」のページには役立つレポートが充実
「レポート リサーチ情報」のページの一部「レポート リサーチ情報」のページの一部。個別銘柄からマクロ経済までジャンルに分かれている。読み物好きにもおすすめ。
拡大画像表示

 投資初心者におすすめは「週刊株式アウトルック」。日本、米国の株式市場、為替、新興国市場、その時々のトピックなどが掲載されている。金曜日に掲載されるので、毎週読めば、そのうち相場通になれるだろう。

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売買手数料(1約定ごと、税込) 投資信託 外国株
10万円 20万円 50万円
137円 198円 440円 893本 米国、中国
【SMBC日興証券のおすすめポイント】
日本3大証券会社の一角を占める大手証券会社。現物株の取引や株式投資信託の購入などでdポイントが貯まるサービスも行っている。信用取引手数料が無料な点も特長で、アクティブなデイトレーダーにとっては大きなメリットだろう。一方で、大手ならではの充実したサービスも魅力。例えば、IPOの取扱数はトップクラスで主幹事証券を担当するケースも多い。100円から金額指定でも株が買えるユニークなサービス「キンカブ」なら、株式でも積立投資が可能。米国株は大手ネット証券と同レベルの手数料で、取扱銘柄数も約2400銘柄と充実している。国内外のアナリストレポートが充実している点も特長。自社レポートに加え、会社四季報最新銘柄レポートは中小型株まで網羅。米国株のニュースやレポートもあり投資をサポートしてくれる。保有、または登録した国内株式の株価をリアルタイムで見守り、投資戦略に基づいて売却タイミングを知らせる「AI株価見守りサービス」など、実戦的なツールもそろっている。
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注)この表は2024年12月8日時点の情報に自動更新されているため、記事執筆時の情報とは異なっている場合があります。※ ネット取引で売買可能な投資信託数。
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すべて0円 2581本
米国、中国
、アセアン
【楽天証券のおすすめポイント】
国内株式の現物取引と信用取引の売買手数料が完全無料(0円)! 株の売買コストについては、同じく売買手数料無料を打ち出したSBI証券と並んで業界最安レベルとなった。また、投信積立のときに楽天カード(一般カード/ゴールド/プラチナ)で決済すると0.5〜1%分、楽天キャッシュで決済すると0.5%分の楽天ポイントが付与されるうえ、投資信託の残高が一定の金額を超えるごとにポイントが貯まるので、長期的に積立投資を考えている人にはおすすめだろう。貯まった楽天ポイントは、国内現物株式や投資信託の購入にも利用できる。また、取引から情報収集、入出金までできるトレードツールの元祖「マーケットスピード」が有名で、数多くのデイトレーダーも利用。ツール内では日経テレコン(楽天証券版)を利用することができるのも便利。さらに、投資信託数が2500本以上と多く、米国や中国、アセアンなどの海外株式、海外ETF、金の積立投資もできるので、長期的な分散投資がしやすいのも便利だ。2024年の「J.D. パワー個人資産運用顧客満足度調査<ネット証券部門>」では総合1位を受賞。
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すべて0円
※取引報告書などを「電子交付」に設定している場合
2547本
米国、中国、
韓国、ロシア
、アセアン
【SBI証券のおすすめポイント】
ネット証券最大手のひとつ。国内株式の売買手数料を完全無料化! 取引報告書などを電子交付するだけで、現物取引、信用取引に加え、単元未満株の売買手数料まで0円になるので、売買コストに関しては圧倒的にお得な証券会社と言える。投資信託の数が業界トップクラスなうえ100円以上1円単位で買えるので、投資初心者でも気軽に始められる。さらに、IPOの取扱い数は大手証券会社を抜いてトップPTS取引も利用可能で、一般的な取引所より有利な価格で株取引できる場合もある。海外株式は米国株、中国株のほか、アセアン株も取り扱うなど、とにかく商品の種類が豊富だ。米国株の売買手数料が最低0米ドルから取引可能になのも魅力。低コストで幅広い金融商品に投資したい人には、必須の証券会社と言えるだろう。2024年は「JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」の「証券業種」で1位を獲得。また口座開設サポートデスクが土日も営業しているのも、初心者には嬉しいポイントだ。
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◆松井証券⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 1885本
米国
【松井証券のおすすめポイント】
1日定額制プランしかないものの1日の約定金額の合計が50万円以下であれば売買手数料が無料という手数料体系は非常に魅力的。また、25歳以下なら現物・信用ともに国内株の売買手数料が完全無料! 資金が少なく、複数の銘柄に分散投資する初心者の個人投資家にはおすすめだ。その使い勝手は、チャート形状で銘柄を検索できる「チャートフォリオ」を愛用している株主優待名人・桐谷さんも「初心者に特におすすめ」と太鼓判を押す。また、デイトレード限定で手数料が無料、金利・貸株料が0%になる「一日信用取引」や手数料が激安になる「一日先物取引」など、専業デイトレーダーにとって利便性の高いサービスも充実している。「J.D.パワー2024年カスタマーセンターサポート満足度調査<金融業界編>」では、ネット証券部門で1位を受賞した。
※ 株式売買手数料に1約定ごとのプランがないので、1日定額制プランを掲載。
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1約定ごと(税込) 1日定額(税込) 投資信託
※1
外国株
10万円 20万円 50万円 50万円
◆マネックス証券⇒詳細情報ページへ
99円 115円 275円 550円/日 1767本
米国、中国
【マネックス証券のおすすめポイント】
日本株の取引や銘柄分析に役立つツールが揃っているのがメリット。中でも、多彩な注文方法や板発注が可能な「マネックストレーダー」や、重要な業績を過去10期以上に渡ってグラフ表示できる「マネックス銘柄スカウター」はぜひ利用したい。「ワン株」という株を1株から売買できるサービスもあるので、株初心者はそこから始めてみるのもいいだろう。また、外国株の銘柄数の多さも魅力で、4850銘柄以上の米国株や約2650銘柄の中国株を売買できる。「dカード」や「マネックスカード」で投資信託を積み立てると最大1.1%のポイント還元。さらに、投資信託の保有金額に対し、最大0.26%分(年率)のマネックスポイントが付与されるのもお得だ。なお、2023年10月にNTTドコモと業務提携を発表しており、2024年7月からは「dカード」による投資信託のクレカ積立などのサービスが始まった。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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◆auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 1844本
米国
【auカブコム証券のおすすめポイント】
MUFGグループとKDDIグループが出資するネット証券で、SB証券や楽天証券などと並んで5大ネット証券のひとつ。日本株は、1日定額制なら1日100万円の取引まで売買手数料が無料(0円)!「逆指値」や「トレーリングストップ」などの自動売買機能が充実していることも特徴のひとつ。あらかじめ設定しておけば自動的に購入や利益確定、損切りができるので、日中に値動きを見られないサラリーマン投資家には便利だ。板発注機能装備の本格派のトレードツール「kabuステーション」も人気が高い。その日盛り上がりそうな銘柄を予測する「リアルタイム株価予測」など、デイトレードでも活用できる便利な機能を備えている。投資信託だけではなく「プチ株(単元未満株)」の積立も可能。月500円から株を積み立てられるので、資金の少ない株初心者にはおすすめだ。「J.D.パワー 2024年カスタマーセンターサポート満足度調査<金融業界編>」において、ネット証券部門で2年連続第1位となった。 
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◆GMOクリック証券⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 112本
(CFD)
【GMOクリック証券のおすすめポイント】
1日100万円まで取引は売買手数料無料! 1約定ごとプランの売買手数料も最安レベルで、コストにうるさい株主優待名人・桐谷広人さんも利用しているとか。信用取引の売買手数料と買方金利・貸株料も最安値レベルで、一般信用売りも可能だ! 近年は、各種ツールや投資情報の充実度もアップ。米国株の情報では、瞬時にAIが翻訳する英語ニュースやグラフ化された決算情報などが提供されており、米国株CFDの取引に役立つ。商品の品揃えは、株式、FXのほか、外国債券やCFDまである充実ぶり。CFDでは、各国の株価指数のほか、原油や金などの商品、外国株など多彩な取引が可能。この1社でほぼすべての投資対象をカバーできると言っても過言ではないだろう。なお、国内店頭CFDについては、2023年末まで10年連続で取引高シェア1位を継続。頻繁に売買しない初心者やサラリーマン投資家はもちろん、信用取引やCFDなどのレバレッジ取引も活用する専業デイトレーダーまで、幅広い投資家におすすめ!
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1約定ごと(税込) 1日定額(税込) 投資信託
※1
外国株
10万円 20万円 50万円 50万円
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0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/ 49本
(米国株CFD)
【SBIネオトレード証券のおすすめポイント】
以前はライブスター証券だったが、2021年1月から現在の名称に。売買手数料を見ると、1日定額プランなら1日100万円まで無料。1日100万円超の価格帯でも大手ネット証券より割安だ。そのうえ信用取引の売買手数料が完全無料と、すべての手数料プランにおいてトップレベルの安さを誇る。そのお得さは株主優待名人・桐谷さんのお墨付き。2023年10月に新取引ツール「NEOTRADER」が登場。PC版は板情報を利用した高速発注や特殊注文、多彩な気配情報、チャート表示などオールインワンの高機能ツールに仕上がっている。また「NEOTRADER」のスマホアプリ版もリリースされた。低コストで日本株(現物・信用)やCFDをアクティブにトレードしたい人におすすめ。また、売買頻度の少ない初心者や中長期の投資家にとっても、新NISA対応や低コストな個性派投資信託の取り扱いがあり、おすすめの証券会社と言える。
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。

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