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「婚迷時代」の男たち

婚活ブーム狂想曲!ドタキャン花嫁と業者が巻き起こす「式場解約トラブル」が急増

西川敦子 [フリーライター]
【第14回】 2009年6月19日
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 「えっ?!ここ、ブライダルフェアの会場じゃないか・・・」

 牧野遼太さん(仮名・30代)は思わず絶句した。まさに寝耳に水。その日は「おいしいフレンチレストランがあるから」という彼女に引っ張られてきただけだったのだ。

 つきあって3ヵ月目。友人の紹介で出逢った彼女は可愛く、性格も健気で、「ずっと大事にしてあげたい」と思える存在だった。だが、まだ結婚までは考えていなかった。

 「いいでしょ、試食会もあるし、ドレスの試着もできるんだって。ただのデートコースだと思って、気軽に入ろうよ」

 「ようこそいらっしゃいました。さあ、どうぞ奥へ!」

 促されるままに会場に入った牧野さん。しかし、彼女と会場スタッフの目があやしく光ったのをうっかり見てしまった。

 『こんなところにとりあえず入ってしまって、ほんとうにいいんだろうか…』

急増する式場キャンセル

 結婚式のトラブルが激増中だ。

 国民生活センターの発表(6月4日)によると、結婚式場・披露宴サービスに関する相談件数はここ5年間連続で増加している。2008年度は1222件。2004年度(623件)のほぼ倍になった。

 とくに目立つのが、申込金の返金や解約料に関するこんな相談だ。

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西川敦子 [フリーライター]

1967年生まれ。上智大学外国語学部卒業。編集プロダクション勤務を経て、独立。週刊ダイヤモンド、人事関連雑誌、女性誌などで、メンタルヘルスや介護、医療、格差問題、独立・起業などをテーマに取材、執筆を続ける。西川氏の連載「『うつ』のち、晴れ」「働く男女の『取扱説明書』」「『婚迷時代』の男たち」は、ダイヤモンド・オンラインで人気連載に。


「婚迷時代」の男たち

仁義なき最新の婚活事情から、結婚をビジネスにする企業、結婚生活や離婚の実態までを徹底取材。「結婚」という2文字に翻弄される男たちの姿を追う。はたして「結婚」は男を幸せにするのか――。

「「婚迷時代」の男たち」

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