世界投資へのパスポート
【第386回】 2015年10月5日公開(2015年10月6日更新)
バックナンバー

「世界投資へのパスポート」

著者・コラム紹介

世界投資へのパスポート

広瀬隆雄 ひろせ・たかお
三洋証券、S.G.ウォーバーグ証券(現UBS証券)、ハンブレクト&クィスト証券(現J.P.モルガン証券)を経て、2003年、投資顧問会社・コンテクスチュアル・インベストメンツLLCを設立。長年、外国株式関連業務に携わっており、特にBRICsをはじめとした新興国市場に詳しい。米国カリフォルニア州在住。

広瀬 隆雄

唖然とする米雇用統計でアメリカの利上げは遠のいた!
NY市場は毎年10月から1月の相場が強いため
いまが一番の買い時だ!

<今回のまとめ>
1.雇用統計は「あっ!」と息を呑む悪い内容だった
2.利上げは遠のいた
3.キャピチュレーション(白旗降参)が出た
4.S&P500指数はダブルボトムを形成
5.アノマリー的には今が一年で最も株を買うのに適している
6.センチメントは陰の極に振れており、相場が反発しやすい

唖然とする悪い雇用統計に
含み損を抱えた投資家が投げ売り

 先週金曜日に発表された雇用統計は、「あっ!」と息を呑む悪い内容でした。

 まず非農業部門雇用者数は予想20万人に対し14.2万人でした。

 そればかりか7月と8月の数字も、合計5万9000人分下方修正されました。

 失業率は5.1%でした。

 これは事前の予想通りですが、内容を見ると職探しを諦めてしまった人が多かったので、見かけ上、失業率が良かったという事情があります。

 注目された平均時給は-0.01ドル(=9月の黄色の部分)でした。8月の平均時給も-0.01ドル下方修正されました。

 このように今回の雇用統計はどこから見ても悪かったのです。これで10月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが発表されるリスクは完全に払拭されたと言えます。

 この数字が発表されると、これまで含み損を抱えながらもフンギリがつかず、だらだらとポジションを持ち続けていた投資家から投げ売りが出ました。

 相場の世界では、このような投げ売りのことをキャピチュレーション(白旗降参)と言います。それは、相場反転のきっかけになることが多いです。

 案の定、金曜日の立会ではニューヨーク市場は安寄りした後、バーゲンハンターが殺到しました。

 結局、下髭(したひげ)をつけた後、高値引けとなっています。これはマーケットが8月の安値を試し、それを死守することに成功し、ダブルボトムを付けた可能性が高いことを示唆しています。

NY市場は10月から1月の相場が強い
いまが一年で一番の買い時だ

 ニューヨーク市場は10月から1月にかけては1年で最も相場が強い時期であることが知られています。

 つまり今は一年のうちで最も株を買うのに適した時なのです!

市場参加者は極端な弱気に。
センチメントまでが味方している

 おまけにこのところの下げ相場で、市場参加者のセンチメントは極端に弱気に偏っています。下はブルベア指数と呼ばれるものです。

 この指標は、いわゆる「逆指標」で、弱気が多ければ多いほど、マーケットは買い場であると解釈できるのです。

 以上をまとめると、雇用統計が悪かったので当座の利上げの心配は吹き飛びました。低金利は株式にとって追い風です。キャピチュレーションが出たので、引かれ腰の弱い投資家は全部売り切りました。チャートはダブルボトムを描きつつあります。これから1月にかけて米国株は季節的に最も上昇しやすい時期に入ります。しかもこのところの下げでセンチメントは極端に弱気に振れており、相場は反発しやすくなっているのです。

 

【2017年5月1日更新!】

「米国株」取扱数が多いおすすめ証券会社

◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
米国株の取扱銘柄数 取扱手数料(税抜)
3430銘柄以上
個別株:3110銘柄以上
ETF:250銘柄以上
ADR:60銘柄以上
約定代金の0.45%
※最低手数料5米ドル、上限手数料20米ドル
【ポイント】
米国株取引に力を入れており、取扱数3000銘柄以上は主要ネット証券では最大! 成行注文や指値注文のほか、逆指値注文、連続注文、ツイン指値(OCO注文)など、多彩な注文方法が使えるのも魅力だ。現在、米国株取引手数料(税抜)を、最大3万円キャッシュバックするお得なキャンペーンを実施中!
【米国株投資おすすめ証券会社】マネックス証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券 ⇒詳細情報ページへ
米国株の取扱銘柄数 取扱手数料(税抜)
1390銘柄以上
個別株:1030銘柄以上
ETF:250銘柄以上
ADR:100銘柄以上
約定代金の0.45%
※最低手数料5米ドル、上限手数料20米ドル
【ポイント】
住信SBIネット銀行の口座を持っていれば、入出金手数料が無料など、便利な「外貨入出金サービス」が利用可能! ダウ・ジョーンズ社が発行する金融専門誌「BARRON’S(バロンズ)」の抜粋記事(日本語訳)や、モーニングスター社による「個別銘柄レポート」など、投資情報も充実している。
【米国株投資おすすめ証券会社】SBI証券の公式サイトはこちら
◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
米国株の取扱銘柄数 取扱手数料(税抜)
1300銘柄以上
個別株:920銘柄以上
ETF:250銘柄以上
ADR:120銘柄以上
1取引あたり25米ドル(1000株まで)
※1000株を超えた分は、1株あたりに2セント追加
【ポイント】
新興国などの個別銘柄を実質的に売買できるADR(米国預託証書)の銘柄数が豊富。日本株と同じ取引ツール「マーケットスピード」でも取引可能で、10種類以上のテクニカルチャートを使うことできる。ダウ・ジョーンズ社の有名金融専門誌から記事を抜粋・日本語訳した「バロンズ拾い読み」も読める。
【米国株投資おすすめ証券会社】楽天証券の公式サイトはこちら
※ NYSE(ニューヨーク証券取引所)、NYSE Arca、NYSE MKT、NASDAQに上場する個別株 。
Special topics pr

[クレジットカード・オブ・ザ・イヤー2017]2人の専門家が最優秀クレジットカードを決定! 2017年版、クレジットカードのおすすめはコレ! おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き その 【株主優待】最新の株主優待情報更新中! アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、 本当は“ゴールド”ではなく“プラチナ”だった!? 日本初のゴールドカードの最高水準の付帯特典とは?
ランキング
1カ月
1週間
24時間
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!

上がる5万円株大研究
ふるさと納税ベスト
桐谷さんの必勝株

7月号5月20日発売
定価730円(税込)
◆購入はコチラ!

Amazonで「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!

【日本株やふるさと納税、投信情報が満載!】
・高配当・大化け・優待狙い5万円株大研究
・4つの視点で選ぶ優良5万円株ランキング
桐谷さんの少額の株主優待必勝株!
・はじめての株価チャート教室
ソニーなど人気7銘柄テクニカル分析
・最新決算でわかった本当に強い株18
2017年末までの買い時と投資戦略
急げ!高還元率ふるさと納税大集合
・減配リスクが小さい毎月分配型投信
勝ち組が指南!ネット証券選びの新常識
株主総会の見所&お土産ベスト37
赤字転落日本郵政は売りか?
・世界最強の米国株の上昇はどこまで上がる?
・ほったらかしFXで稼ぐ

「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!

>>「最新号蔵出し記事」はこちら!

>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

Apple Pay対応のクレジットカードで選ぶ! Apple Payに登録して得する高還元率カードはコレ! 堀江貴文や橘玲など人気の著者のメルマガ配信開始! クレジットカードに関するクチコミ情報大募集中!