子育てしやすいまち
ナンバーワン
北九州市は「次世代育成環境ランキング*」で5年連続政令指定都市部門第1位を獲得するなど、子育て環境や自治体の子育て支援について高い評価がある。また、年度当初の待機児童ゼロを達成している数少ない政令市の一つで、24時間365日対応の小児救急医療機関が市内に4カ所あるなど、全国的に見ても充実した小児医療体制が整っている。
未就学児を対象とした「子育てふれあい交流プラザ」(北九州市立)には広大なプレイゾーンの他、保育士や保健師が子育てをサポートする窓口があり、各種講座を通しての交流も盛んで、母親を孤立させない工夫が施されている。
同市ではまた、女性活躍推進にも力を入れている。16年5月には、全国初の試みとして国と県と市が一体となった「ウーマンワークカフェ北九州」を開設。就職支援、キャリアアップ支援、子育てとの両立支援、創業支援などをワンストップでサポートする。
ユニークな試みとして、働きたい母親と企業をマッチングする“ママ・ドラフト会議”の開催もある。研修を受けたファイナリストの“ママ人財”が、企業の経営者や人事担当者の前で、働きたい気持ちをプレゼンするという企画だ。夫の転勤で北九州に来た共働きの母親が、キャリアを生かした仕事を探す目的で参加する例もあるという。
海ちか・街なかの
スタジアムが
街のにぎわいを演出
暮らしやすい街にするため、北九州市が掲げているもう1つのテーマが「にぎわいのある街」づくりだ。今年2月には同市のランドマークとなる「ミクニワールドスタジアム北九州」がオープンした。スタンドから海が眺められ、日本で新幹線駅から最も近い(小倉駅から徒歩7分)“海ちか・街なか”という特徴を持つ。最前列の席はタッチラインとの距離がわずか8メートル。スタンドの最大傾斜角も37度あり、どの席からも臨場感あるスポーツ観戦を楽しめる。“スタジアム”では、Jリーグやラグビートップリーグなどの試合をはじめ、小中高生のスポーツや、市民参加の各種イベントを開催する予定で、まちににぎわいをもたらす集客空間として期待したい。
また2年前からTGC(東京ガールズコレクション)北九州を開催。パブリシティ効果を含んだ経済波及効果額は約17億円といわれ、興行が少ないまちだ
った同市にとって、市民を巻き込んだイベントが増える起爆剤となった。もともと北九州市は国から「グローバルMICE強化都市」に選定されており、国際会議も積極的に誘致している。このような国際的な集客交流なども加え、さらににぎわいを増やし、住みたい、住み続けたい街づくりを推進してゆくという。こうした「まちの活力」も北九州市の魅力。今後の住み替えの選択肢の一つに加えてみてほしい。
北九州市に移住・定住するための北九州市公式情報サイト「北九州ライフ
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/page/kitakyushulife/index.html
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北九州市広報室報道課
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