セブン-イレブンと共に3大コンビニを形成するファミリーマート、ローソンも指をくわえて見てはいなかった。両者ともすぐに追随し、16年度の売上高前年度比はローソンで270%、ファミリーマートで150%以上。サラダチキンはすっかり各社のコンビニ棚で常連となった。

 淡白な味で飽きがきやすい食材故、プレーンのほか、ハーブ、スモークなど味のバリエーションも充実させている。今やコンビニ3社で計14商品以上。ファミリーマートはフィットネスクラブを運営するライザップと組んで「RIZAPサラダチキンバーレモン」を1月16日以降に順次発売する。まさにより取り見「鶏」だ。

 コンビニ食は長年、健康に良くないというイメージを持たれがちだった。しかし、消費者の健康商品へのニーズが高まれば、それに応えるのが、巨大な社会インフラであるコンビニの宿命。健康的な食生活を送りたい消費者にとって、コンビニエント(便利)な存在へと大きくかじを切りつつある。

(「週刊ダイヤモンド」編集部)