米アルファベット傘下のグーグルは10日、交流サイト「グーグル+(プラス)」の個人版で11月にバグ(欠陥)が見つかり、約5200万人の利用者情報が外部流出の恐れがあったとして、同サービスの終了を前倒しすると発表した。グーグルによれば、このバグは金融情報、国民識別番号、パスワードなど、詐欺やなりすましに利用される情報を開発者に入手させるものではなかった。グーグルは今年10月、数十万人の個人情報が外部流出する恐れがあったとして、個人版プラスとプラスの全API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)の終了予定を発表していた。グーグルはプラスの全APIを向こう90日間で終了するほか、プラス個人版の終了時期を来年8月を予定していたが、今回プラス個人版の終了を4月に前倒しすると発表した。