そして、アマゾン・エクスペリエンスセンターにはまだ、導入されていないようだが、近い将来に予想されるのが、「アマゾン・フレッシュと連動したスマート冷蔵庫」の導入だ。この冷蔵庫は商品が切れたら、自動でアマゾン・フレッシュに発注し商品が届くというサービスが考えられるのだ。
すでにこのアマゾン・フレッシュ連動型の冷蔵庫は2017年のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)で韓国の電機メーカー大手、LGが発表している。
29インチという大型のタッチパネルが搭載されておりメモを書き込めるほか、冷蔵庫内にある牛乳や飲料など食品の消費期限を把握する機能を備えている。パノラマカメラで庫内を見渡せるような機能も搭載されている。
今のところLGの冷蔵庫も消費期限が近づいている、または切れている食品をアマゾン・フレッシュに自動で発注するというところまでいっていないようだ。
だが、すでにボタンを押すだけで、特定の商品が発注される「アマゾン・ダッシュボタン」をアマゾンが出していることを考えれば早晩、家電メーカーがアマゾン・フレッシュ完全連動型の自動発注冷蔵庫を売り出すに違いない。
生活の動作として、アマゾンでの購買が組み込まれれば、これ以上の囲い込みはない。アマゾン恐るべしだが、この米国で展開しているアマゾン・エクスペリエンスセンターを日本にも持ち込まない保証はどこにもない。
無人コンビニ、アマゾン・ゴーも流通業界にとっては上陸すれば脅威になるといわれるが、生活に入り込む、アマゾン・エクスペリエンスセンターにはそれ以上のインパクトがある。



