ドナルド・トランプ米大統領の一族が経営するトランプ・オーガニゼーションは、首都ワシントンにある高級ホテルの権利の売却を検討している。一族が同資産から利益を得ているのは倫理諸則違反に当たるとの批判が出ていることが、理由の1つだとしている。同社の執行副社長エリック・トランプ氏は、「トランプ・インターナショナル・ホテル」を売却するため不動産会社JLLに依頼したとウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に語った。同氏によると、これまでに多くの企業が購入に関心を示している。ホテルの収益が調査の対象となっていることも、売却を検討している理由だという。築121年のこの建物は以前、郵便局として使われていた。所有者は連邦政府で、一般調達局(GSA)を通じてトランプ・オーガニゼーションに賃貸している。
トランプ一族経営ワシントンのホテル、売却を検討
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