米ジョージア州の選挙管理当局者は1日、選挙関連の業務に当たる職員への脅迫行為があったとし、ドナルド・トランプ大統領にそうした行為を非難するよう強く求めた。ジョージア州務長官室の投票管理責任者であるガブリエル・スターリング氏(共和党員)は、同州グイネット郡の契約職員が選挙データを不正操作したと誤った疑いをかけられ、殺害予告も受けたと明らかにした。アトランタの州議会議事堂で会見したスターリング氏は「(このようなことを)止めなければならない」とし、「大統領、あなたはこのような言動を非難してこなかった」と述べた。11月3日の投票日以降、トランプ氏とその支持者らは選挙で大規模な不正があったとの主張を繰り返し、開票結果を疑問視している。連邦政府の当局者らは不正を否定し、米国史上最も信頼できる選挙であったと述べている。ウイリアム・バー司法長官も1日、司法省では大規模な不正があったという証拠を確認できていないとした。
選挙職員への脅迫、トランプ氏は非難を=ジョージア州当局
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