大阪の梅田駅の近くの喫茶店で会った会社員の桜井健司(25)=仮名も、サブセラーとなる情報商材を購入してサブセラーの道に進みはじめた。
その前段として、《0円仕入れ》をはじめたが、2週間でアマゾンからアカウントを停止されたという。もう一度、別のアカウントを立ち上げたが、それも2週間ほどで停止された。その間に投稿したフェイクレビューは30件ほど。多いときは1日に3件のフェイクレビューを書き込んだこともあった。
「きっとやりすぎたんでしょうね。それでアマゾンに目をつけられたんだと思っています」
フェイクレビューで稼ぐ道は1カ月で閉ざされたが、フェイスブックでのやり取りからLINEでのやり取りに発展し、いろいろな人脈が生まれた。その中の1人が、アマゾンのアカウントが停止されても、フェイクレビュー関連で儲けることができるノウハウが書かれた情報商材を3万円で売ってくれる、というので、その話に飛びついた。そうして飯島はサブセラーとなった。
「ボクは4人の中国人セラーと取引しているのですが、1回当たりの手数料は400円から500円に設定しています。18年10月にはじめたときは、1月で150件程度の仲介をしたので、月に7万円ぐらい手元に入ってきました。隙間時間や仕事の休憩時間にもできるし、副業としては悪くない、と思っています。アマゾンのマーケットプレイスがある限り、この副業をつづけていきたいですね」
私は、飯島と桜井が話していた、サブセラーになるマニュアルが気になって仕方がなかった。アマゾンのフェイクレビューも、怪しさ満載だが、この情報商材というのも、同じぐらいいかがわしい。その情報商材を私も購入してみた。合計10ページの薄っぺらいマニュアルの値段は3万円。
情報弱者を搾取する
ねずみ講まがい
最初のページには、「※他の人にこのマニュアルは絶対に譲らないで下さい。※他人に譲ったのが分かるような特別なツールを持っておりますので注意してください。」と赤字で書いてある。
そんな「特別なツール」があるというのは、ただのハッタリである。
このマニュアルには6つのことしか書いてない。



