米電気自動車(EV)大手テスラの成功に続こうと、米新興EVメーカーのリビアン・オートモーティブとルーシッド・グループが第1号モデルの出荷を開始した。両社は生産能力をさらに増強する計画だ。カリフォルニア州を本拠とするルーシッドは7月に特別買収目的会社(SPAC)との合併を通じて上場。9月にアリゾナ州で初の完全電動式セダン「ルーシッド・エア」の生産を始め、10月30日に顧客への引き渡しを開始した。ルーシッドにはサウジアラビア政府系ファンドが出資している。ルーシッドが狙うのは、テスラが圧倒的地位を誇る高級EV市場だ。エアの価格は7万7400ドル(約880万円)から。週末に出荷された初バージョンの価格は16万9000ドル前後だった。
EV新興のルーシッドとリビアンが初出荷 テスラの成功に続けるか
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