米メタ・プラットフォームズ(フェイスブックから社名変更)やマイクロソフトなどのハイテク大手がオンラインの仮想空間「メタバース」に狙いを定めていることは、この新しいバーチャル領域が現実世界で大きなもうけを生み出すとの見方が強まっていることを反映している。メタバースはまだ、現実と言うより願望に近い状態にある。そしてメタバースを最大級に支持する企業関係者も、それが急速に普及するとは考えていない。しかしメタバースの信奉者たちは、メタバースにアクセスするためのハードウエア、ソフトウエアの販売から、デジタル世界の内側で展開するバーチャル商品、サービス、広告などの商売に至るまで、さまざまな可能性を視野に入れている。
仮想空間「メタバース」テク大手が狙う次の宝箱
新しいバーチャル領域、現実世界で大きなもうけを生み出すか
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