当地で開かれた世界規模の投資会議は、かつてのディスコクイーン、グロリア・ゲイナーさんの歌唱で幕を開けた。彼女が歌った代表曲「I will survive(邦題:恋のサバイバル)」の歌詞には「You think I’d lay down and die? Oh no, not I. I will survive(仮訳:私が崩れ落ちて死ぬと思った?残念だけどそうはならない。私は生きていく)」というくだりがある。これが人権問題での批判に対するサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子の好戦的な反論を意図したものだったのかどうかは分からない。だが歌詞のメッセージは、新たに目立ってきたサウジの強い自主的な姿勢を的確に示している。
【寄稿】中国に傾斜するサウジ、外交は自主路線
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