お金持ちの家に生まれ育ち、大学を卒業して間もなく結婚。3人の子どもを授かるも離婚した。実家に出戻ったものの、父親の会社が倒産し、49歳で住む家を失った。ついには預金通帳の残高がほぼ0円に……それまでとはうって変わって赤貧生活に陥り、裸一貫で整体院で働くようになった。自分の力で人生を切り拓いてきたとき、今度は末期寸前のがんを患うことに。そんな波乱の人生を乗り越えて「今がいちばん幸せ！」と断言する『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』（ダイヤモンド社）の著者が、毎朝起きるの楽しくなるライフスタイルを【人間関係】【食事】【睡眠】【健康】【メンタル】【ファッション】【インテリア】【パソコン】とテーマごとに紹介する。
※本稿は『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』（ダイヤモンド社）より一部を抜粋・編集したものです。
写真：川瀬典子
上半身のエクササイズを
しましょう！
上半身のエクササイズでは、固まりがちな背筋に働きかけていきます。
昔、「バックシャン」という言葉がありました。「後ろ姿が素敵な人」という意味の言葉ですが、このエクササイズはまさにそれを目指そうというものです。
上半身ゆるゆる
エクササイズ1
日常生活で腕を思い切り伸ばすことは、意外とないのではないでしょうか。だからこそ意識的に伸ばしてみましょう。
腕を伸ばすと否応なしに背筋が使われ、こり固まった背中や肩がスッキリします。
できるだけ両腕を耳に近づけながら上に伸ばすのがコツです（写真：川瀬典子）
② 上げきったらそこで5秒カウントし、腕を下ろします
③ 2回同じことを繰り返しましょう
たったこれだけの動作ですが、背中から肩がスッキリします！
背中と二の腕
“引き締め”エクササイズ
紹介するエクササイズは、気になる二の腕の引き締めにも効果抜群です。
エクササイズ1にひねりとヒジ曲げを加えたものですが、その分、より筋肉に負荷がかかり背中や二の腕に「効いている」のが実感できるのではないでしょうか。
「肩や背中がこったな」と感じたらぜひやってみてください！（背筋を伸ばして胸を開くように行うのがコツです）
①座骨を起こして座面に対して垂直になるよう背筋を伸ばして椅子に座り、手のひらを天井に向けて両腕を上げていきます（写真：川瀬典子）
②上げきったらそこで手のひらは天井に向けたまま左右の指先を右側に向けます（写真：川瀬典子）
①手のひらが天井を押し上げるようにピンと伸びたら、ヒジを曲げます。90度の角度になるまで曲げたら、そこで5秒カウントし腕を下ろします（この動作を2回繰り返します）写真：川瀬典子
④反対側（左右の指先を左側に向ける）も同様に2回行いましょう（写真：川瀬典子）
※本稿は『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』（ダイヤモンド社）より一部を抜粋・編集したものです。
1952年大阪府生まれ。父親が会社を経営する裕福な家庭に生まれ育つ。裕福な家庭に嫁ぎ、3人の子宝に恵まれたものの離婚。子どもたちとともに実家に戻るも、父親が営む会社が倒産し、住む家を失う。貯金も底をつき、子どもたちとともに食べていくため、体当たりで働いた整体院でつかんだノウハウをもとに独立した。しかし、61歳で末期寸前のがんに。不安を抱えながらの人生も、小さなことは気にせず、料理・手芸・洋裁・DIY・パソコンなど、お金をかけずに今を楽しんで毎日を送っている。現在、大阪市郊外の団地でひとり暮らし。激動の半生を初公開した著書『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』が話題に。
71歳、団地住まい
毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」
定価：1540円（本体1400円＋税10％） 四六判/288ページ
ISBN：978-4478118467
