相談しやすい人がやっていること
相談しやすい人は、意識か無意識かはさておき、このことをよく理解しています。ですので、困ってなくても話しやすい雰囲気をいつもつくっているのです。
では、具体的にどうしているかというと、日頃から部下や同僚に自分から何気ない悩みごとを伝えているのです。たとえば、「どうしてかはっきりしないんだけど、資料がうまくまとまらなくて意見もらえないかな?」など、イマイチ言語化できていない悩みを自分から相談します。
そうすることによって職場全体の「相談のハードル」を下げるのです。上司や先輩がざっくりとした相談をしていれば、部下も「自分も同じような悩みを相談していいんだ」と、心が軽くなるでしょう。
これは、芸人の世界でも同じで、誰からも慕われる芸人は先輩・後輩関係なく頻繁にちょっとした相談をしています。内容は「俺のネタどうやった?」「いつも何を意識しているのか教えて?」など本当にざっくりしたものです。
ですが、先輩に相談された後輩からすれば認められているようで嬉しいものですし、自分からも先輩に相談しやすくなります。まさに好循環です。
ちょっとしたことですが、ぜひ頭の片隅に入れておいていただけますと幸いです。