マルコ・ルビオ米国務長官は11日、米国が仲介しウクライナが受け入れた30日間の停戦案について、ロシアが受け入れを拒否すれば「残念ながら、何が和平の妨げになっているのかをわれわれは知ることになる」と語った。われわれは以前から知っていたが、13日にロシアが「ニェット(ノー)」と言ったことで、ルビオ氏の言葉通りになった。ロシア政府はモスクワを訪問したドナルド・トランプ米大統領の特使、スティーブ・ウィトコフ氏を冷たい態度で迎えた。ウラジーミル・プーチン大統領の側近であるユーリー・ウシャコフ大統領補佐官はロシアのテレビで、停戦は「ウクライナの兵士に一時的休息を与える措置に他ならない」と語り、「われわれのゴールは長期的な和平策だ。和平のまね事のような対応は必要ない」と付け加えた。