ドイツの自動車大手メルセデス・ベンツグループのオラ・ケレニウス最高経営責任者(CEO)は、「ビジネスとして理にかなう」のであれば、防衛分野の生産に乗り出す用意があると明らかにした。ケレニウス氏は15日、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、「世界はより予測不可能な状況になっており、欧州が防衛力を強化する必要があることは極めて明らかだ」と指摘。「われわれが寄与できるのであれば、協力する用意がある」と語った。ドイツの製造業セクターは長年にわたり低迷が続いており、西側の防衛産業における主要プレーヤーとして再起を図ろうとしている。同業フォルクスワーゲン(VW)は、遊休設備の活用策として、2027年までにイスラエルの防空システム「アイアンドーム」の部品を生産するため、イスラエル企業と協議を進めている。