米軍が9月2日に麻薬密輸船とされる船舶をカリブ海で攻撃したことを巡り、米軍高官は議員らに対し、生存者2人がその後も違法薬物を乗せた船上にとどまっていたと説明する予定であることが分かった。米国防総省の当局者2人が明らかにした。生存者はその後の攻撃で死亡した。フランク・「ミッチ」・ブラッドリー海軍大将は4日、議員らに対し、生存者が麻薬密輸を継続しようとしていたと自身や法務顧問が結論づけたと説明する予定。そのため生存者や、損傷を受けた船舶は、再攻撃の正当な標的であると判断したと述べるという。米軍の攻撃には議員が関心を寄せており、ブラッドリー氏やピート・ヘグセス国防長官が果たした役割に加え、作戦の一部が戦争法や国防総省の手続きに違反していた可能性についての詳細を求めている。