イランの首都テヘランでは、市内全域で爆発音が鳴り響くなか、パニックに陥った市民が食料や水を買いだめしようと食料品店に殺到した。学校は閉鎖され、働いている人々は急いで帰宅し、ガソリンスタンドには長い列ができ、国内各地の道路は渋滞した。「人々は本当に怖がっている」と、テヘラン上空をミサイルが飛ぶのを見たあと、荷物をまとめてカスピ海沿岸の別荘に逃げた石油会社の元幹部は語った。しかし最高指導者アリ・ハメネイ師が死亡した可能性が高いとのニュースが広がると、多くの市民が喜んだ。1月の大規模デモに参加したある市民は「うれしくて泣いている。また一人、独裁者がいなくなった」と語った。1月のデモでは参加者が政権側の部隊に殺害されるのを目にしたという。