イランが支援するイエメンの武装組織フーシ派は、イエメンの紅海沿岸で攻撃を激化させている。戦略的に重要なモカ港を操業停止に追い込み、世界の海上輸送の要衝であるバベルマンデブ海峡に向けて勢力を広げている。イエメン当局によると、フーシ派による最近のミサイルおよびドローン(無人機)の攻撃でモカ港が閉鎖を余儀なくされた。同港は、民間船舶と沿岸で活動する反フーシ派勢力にとって重要な物流拠点だ。イエメンでの戦闘激化はここ数年で最悪の状況となっている。対イラン戦争が中東全域の不安定化に拍車をかけ、イランによるホルムズ海峡封鎖が近年で最悪の原油供給混乱を引き起こした数カ月を経て、世界のエネルギー供給がさらに混乱するリスクを高めている。