米トランプ政権が国際刑事裁判所(ICC)に対する広範な制裁を準備していることが、複数の当局者の話で明らかになった。ICCがイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に逮捕状を出したことを受け、同機関の解体に向けた米政府の取り組みが大幅に強まった格好だ。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した文書と米当局者らによると、この制裁措置は6〜7カ月の猶予期間の後、ICCとのほとんどの取引を禁止するものだ。ICCは米ドル建ての取引を行うことができなくなり、世界の金融システムの大部分から切り離され、機能不全に陥る恐れがある。最終決定と発表がいつ行われるかは不明だが、一部の米当局者は、国連総会の開催中である今週にも、あるいはその後数日以内に最終決定される可能性があると述べた。