原油と債券利回り、そして株価との関係は、今やすっかり定着している。原油高・利回り上昇・株安という構図だ。今月は10年債利回りと原油先物の日々の関係が過去最高の緊密さに達した。今週もこのパターンをほぼ踏襲した。21日と22日は原油価格の後退とともに債券利回りがやや低下し、23日には利回りが急伸して原油も上昇、24日は両方とも再び上昇した。問題はここにある。債券市場が原油価格にこれほど注目することがひどい間違いだとしたら、どうだろうか。もしそうなら、利回りは上がりすぎている可能性があり、政府債務や株価などへの一連の波及効果も過大になっているかもしれない。ある意味では、原油高と米国債利回り上昇の関連は明白に見える。原油価格の上昇はインフレをあおっており、ケビン・ウォーシュ議長率いる米連邦準備制度理事会(FRB)はこれに対応せざるを得ないと判断している。つまり、原油高は短期金利の上昇を意味する。
原油価格に過剰反応する債券トレーダー
米国債利回りと原油価格は連動しているが、理屈に合わない面も
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