ロシアはリスクの高い攻撃を強化し、北大西洋条約機構(NATO)への圧力を強めている。西側当局者らがこうした見方を示す中、NATOは不必要に緊張を高めたり、弱腰と見られたりすることなく、どう対応するかという難しい選択を迫られている。NATOは15日、黒海のルーマニア領海で2隻の船舶が夜間にドローン(無人機)の攻撃を受けたと発表した。さらに3隻目もルーマニア領海のすぐ外側で攻撃を受け、乗組員7人が行方不明となった。欧州当局は、これらの船舶のほか、数日前にブルガリア沖の近海で攻撃を受けた他の4隻についても、ロシアが攻撃したと非難している。ルーマニアのニクショル・ダン大統領とブルガリアのルメン・ラデフ首相は15日、NATOのマルク・ルッテ事務総長と協議したが、対応策は発表しなかった。