佐賀県と長崎県の農協の経営が危機にひんしている。金利の上昇によって価格が下落した国債の“損切り”を迫られたり、農家から集めたコメの値段が下がって農業関連事業が減益になったりして赤字に転落した他県の農協の後を追うように、経営の悪化が見込まれているのだ。本稿では、佐賀県と長崎県において、債券とコメの暴落ショックに耐えられない可能性が高い農協を、独自試算であぶり出した。試算の結果、5年後の減益想定額が3億円超の農協が六つあり、両県内の11JA中8JAが赤字に転落することが分かった。

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