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同期に先を越されて悔しい、あの人をいつか見返したいーー。そんな負の感情を原動力に働いている自分に、どこか後ろめたさを感じている人はいませんか。また、同じ悔しさを抱えていても、大きく成長する人がいる一方で、評価を落とす人もいます。その差はどこから生まれるのでしょうか。復讐心や嫌悪感といった負の感情と上手に付き合い、仕事の力に変えるための考え方を、人事・採用コンサルタントが解説します。(人材研究所ディレクター 安藤 健、構成/ライター 奥田由意)
見返したい一心で働くのは
そんなに悪いことなのか
人が仕事を頑張る理由はさまざまです。
成長したい、社会に貢献したい、お金を稼ぎたい、誰かに認められたい。そして中には、あいつにだけは負けたくない、いつか見返してやりたいという気持ちで頑張っている人もいるでしょう。
ところが、最後の動機だけは、どこか悪いもののように思われがちです。
しかし、キャリア相談の場でも、「同期のAさんに先を越されて、悔しくて夜も眠れません。でも、そんな理由で仕事を頑張っている自分が、正直嫌なんです」と打ち明けられることがよくあります。
報酬を上げたいという動機なら抵抗なく口に出せるのに、悔しさや嫉妬、誰かに対する復讐心を原動力にしている自分を後ろめたく感じている人は決して少なくありません。
確かに、同じ復讐心や悔しさを抱えていても、その作用は人によって大きく違います。
復讐心をばねに猛烈に努力し、数年で見違えるほど成長する人がいます。一方で、復讐心に飲まれて最後には降格や左遷の対象になってしまう人もいました。
問題は、単純にネガティブな感情を動機とするかどうかではないのです。
では、復讐心をモチベーションにして仕事をして、破滅する人と成長する人では何が違うのでしょうか。







