0 to 1修学旅行と
英語教育を充実させる

 高校の修学旅行も、探究学習の延長線上に位置付けられている。26年度からは、長崎県の離島4島(壱岐・対馬・五島・新上五島)の課題を地元の人々と一緒に考える「0 to 1修学旅行」を実施する。生徒たちは島ごとの課題(過疎化・観光振興・漁業など)をテーマに探究を深め、旅の最後にプレゼンテーションで解決策を提案する。都市生活では得られない体験を通じて社会への広い視点を養っていく試みだ。

中学では沖縄への修学旅行、高校は2026年度から長崎の離島での「0 to 1修学旅行」を実施する

 英語教育は、体験型の授業に力を入れている。中1は宿泊型の英語キャンプ、中2はブリティッシュヒルズ英語研修、中3は東京グローバルゲートウェイでの英語生活体験と、学年に応じた段階的なプログラムが用意されている。冬休みには参加者を募り、3日間の校内イングリッシュキャンプも開催。

東京グローバルゲートウェイでの校外学習。海外をイメージしてつくられた環境の中で、グローバルな世界を体験する

 希望者向けには、中1・中2対象のニュージーランド春季短期留学に加え、高校では英ブライトンでの語学研修、米ボストンで実施される「LADYプログラム」(世界で活躍できる女性リーダーの育成を支援する米ハーバード大学のプログラム)も用意されている。

中2で行う「ブリティッシュヒルズ英語研修」。英語しか使えない環境に身を置く

「コミュニケーションツールとして英語を学び、グローバルマインドを身に付けることを目指しています。さまざまな背景を持つ人たちと触れ合う中で、多様性を認め、相手を理解することを学んでほしい。それが英語教育の根底にある目標です」(黛校長)

校内でもイングリッシュキャンプを冬休みに実施。ネイティブ教員と議論もした