自分たちの考えで
社会が変わる
そして現在、青稜はさらなる変革期にある。検索や生成AIで簡単に答えが出る時代において、単なる知識の価値は相対的に下がっている。
「これからは『社会に出てからも伸び続けていく人間』を育てたい。そのためには、AIを使いこなしながら、実社会との連携による『社会実装』を経験することが重要になります」(青田校長)
この理念の下、企業や行政と連携したプロジェクトが次々と動きだしている。エネルギー企業との連携による校内へのグリーン電力導入など、生徒発案の取り組みが進むほか、26年度の新しい取り組みとして、筆記具メーカーのゼブラと連携し、新たな探究学習プログラムを開始する。生徒がマーケターとして参画し、課題分析からプレゼンまで挑戦。優秀な企画案は、ゼブラと共同で実際の社会実装(商品化)を目指すという。
これらは、与えられた課題をこなすのではなく、自らのアイデアを社会の価値へと変える「本物の社会参画」(青田校長)。社会と直接つながる経験を通じて、生徒たちは「自分たちの考えで社会が変わる」という手応えを得て、さらに高い次元の進路設計を描くようになる。
「どんな生徒でも、本校の環境なら自分の輝ける場所を見つけられるはず」と青田校長が胸を張るように、青稜の教育は生徒一人一人の個性を信じ、可能性を引き出すことに力を注ぐ。
予測困難な未来においても、伸び続ける確かな力を携えて、生徒たちは翼を広げる。
