社会貢献を軸に据えた
多様な進路選択と実績
こうした独自のキャリア教育の根底には、校訓にもある「社会貢献」という基盤がある。中3の社会科で実施される「社会貢献学習」や卒業生講演会を通じて、実社会の課題とそれに対する貢献の在り方を深く考察する。「授業や学びを経て、『世の中にどう貢献するか』『誰をどう助けたいか』という問いを深く追究するようになります。例えば、理系分野で半数強の生徒が医学部や医療系を目指す背景には、『患者さんを助けたい』『障がい者スポーツを支える義足を開発したい』といった、明確な社会貢献への目的意識を感じます」と鈴木教諭。
進路選択は多岐にわたり、25年度の卒業生は外語大、藝大、医学科、医療系など多彩な道を歩んだ。海外大学の合格者も毎年コンスタントに輩出しており、一般生・国際生合わせて延べ12人が合格を手にしている。難関のカナダ・トロント大学の複数学部に合格した生徒や、一般生からチェコのカレル大学医学部へ進む生徒もいる。
木村校長は「高校生にして、女学館には将来の社会貢献へのビジョンを持っている生徒が多いことに驚かされました」と実感を述べる。「中高6年間を通じて、地球規模で物事を考えられる女性へと成長していくことを期待しています」。
