
真野俊樹
日本では、悲惨な医療事故が起こる度に、医療バッシングが起こり、医療不信に拍車がかかる。その度に「日本の医療はひどい」「欧米に比べて遅れている」等の声が聞かれる。本当に日本の医療はひどいのか、調べてみた。

年末年始は海外で過ごされる方も多いであろう。海外旅行先で、突然にケガをしたり、病気になったら、どんな医療機関を受診すべきか。病院選びの基礎知識を、代表的な国・地域ごとに紹介する。

テレビドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』の視聴率が好調なようだ。現在の日本の医療界では、大門未知子のようなフリーランス外科医は活躍しているのだろうか、また今後、増えるのだろうか。

横浜市の大口病院で「内部犯行」が疑われる入院患者の死亡事故が相次いで発生した。日本の病院は海外の病院に比較すると、来訪者を管理するセキュリティチェックや病院内での「相互監視」に甘い点が多々見られる。

超高額な抗がん剤がどんどん使われると「国民皆保険の崩壊につながる」という議論が盛んである。ただし、この議論には「医療政策担当者としての視点」と「患者としての視点」とが混在してしまっている。

最近、各週刊誌等で医療に関する特集が多く見られる。このような記事が多く読まれる背景には、相変わらず世間に「医療不信」が根強く残っている証左とも言えよう。
