塚田昭一 十文字学園女子大学教授 つかだ・しょういち/1965年新潟県生まれ。埼玉県新座市教育委員会指導主事、副課長、埼玉県新座市立東北小学校教頭、国立教育政策研究所学力調査官(小学校理科)、埼玉県教育局市町村支援部義務教育指導課主任指導主事、埼玉県新座市立野寺小学校長、埼玉県教育局南部教育事務所主席指導主事を経て、現職。小学校学習指導要領解説理科編作成協力者(平成20年及び平成29年)中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会理科ワーキンググループ委員。主な編著に『板書で見る全単元・全時間の授業のすべて 理科 小学校4年』(東洋館出版社)、『小学校新学習指導要領ポイント総整理 理科』(東洋館出版社)などがある。 学校の“やる気”を奪う「犯人」とは?先生の抱える先入観の正体 塚田昭一 学校組織のリーダーである校長に求められるリーダーシップとは何でしょうか。校長自ら改革を主導しよう、というのは間違いです。大事なのは、教員一人一人がやりがいをもって主体的に行動できるような環境づくり。「この人のもとでならチャレンジできるかもしれない」という教員や子どもたちの期待感を生み、「これをやってみたい」と声が上がる。それこそが「校長が最良のリーダーシップを発揮した姿」だと、十文字学園女子大学教授の塚田昭一氏はいいます。 2023年7月17日 15:00