「名古屋飛ばし」はもう過去?井上尚弥の世界戦を呼び込んだ「儲かるイベント会場」の実力
篠原 匡
大型イベントや海外の人気アーティストが名古屋を素通りする――。かつて「名古屋飛ばし」と呼ばれた状況が、いま変わりつつある。2026年には愛知・名古屋アジア大会が開催され、さらに井上尚弥の世界戦をはじめ、大型イベントが相次いで開催されるIGアリーナも誕生した。その運営権を取得したのが、通信大手のNTTドコモだ。なぜドコモはアリーナ経営に乗り出したのか。そこには、1万人超の観客を取り込む「ドコモ経済圏」拡大の狙いがあった。※本稿は、ジャーナリストの篠原 匡『愛知県は天下を取るがね』(新潮社)の一部を抜粋・編集したものです。